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splash! presents「smalltalk vol.7」

(7/26 ロフトプラスワン
ゲスト:劇団ひとり五月女ケイ子
http://www.alterope.co.jp/splash/
雑誌「splash!」主催のトークイベント。編集長の遠藤さんの進行で、劇団ひとりと五月女さんを招き、事前に募集した質問や悩み相談に答えてもらったり、おすすめの本や映画を紹介してもらうという内容でした。
sahyaさんがレポを書いて下さっています(http://d.hatena.ne.jp/sahya/20040726#p1)ので、私はそれ以外で印象に残ったことを書きます。
遠藤さんは、元SEで脱サラして会社を設立して、雑誌を自費出版で出した方だそうです。トークの進行がITセミナーのような感じで(笑)下ネタもけっこうあったのにさわやかな印象だった。ナイーブな性格の方のようで、劇団ひとりが友達が居ないという話題の時に、子供の頃に友達に誕生日会でいい物をあげたのに、自分の時は安いチョロQしかもらえなかったのでがっかりして、それ以来信用できなくなったとか。劇団ひとりも、遠藤さんの疑り深さには驚いて、逆に説教みたいに話してた場面も(笑)
会場にはロバートホールからお花が届いていて、遠藤さんが最初に「ロバートホール大好きです。録画してさらにリアルタイムで見てますよ」と話してたので、私も私も!と言いたくなった(笑)劇団ひとりに「(ロバートホールで)一番美味しいじゃないですか」と褒めると、「そんな事ないです、あの番組はみんな美味しくない、いやみんなが美味しいというコンセプトです」と答えていた。でも遠藤さんが「それでも一番美味しいです」と褒めちぎってた。一番美味しくはないと思うけど(笑)でも重要であることは間違い無いよね。
それから遠藤さんは竜ちゃんが大好きなんだそうで、最近一番面白かった番組が、竜ちゃんとカンニング竹山がケンカして、最後にキスして仲直りしたやつが最高だったって(笑)あれはたしか、くりぃむが司会の特番だったね。私もあれ面白かった。劇団ひとりも出ていて、あの時の裏話をしていた。やはりとっても盛り上がって大拍手だったそうだ。実は竜ちゃんと竹山には、番組内の場面場面でスタッフからカンペで「ここでキレて!」と出るのだそうな(笑)普通その流れで変だろうと思っても、指示が出るから無理矢理やってるそうだ。
五月女さん、旦那さんがコントの作家なのに意外とお笑い芸人には詳しくないみたいで、遠藤さんとのギャップが面白かった。五月女さんが「『ヒロシ』は面白いの?」という疑問に、二人が揃って「面白いですよ〜」と、振り幅が大きいから、ネタによって笑えるツボにはまるとすごいと言って、劇団ひとりがネタを覚えてて紹介したのが面白かった。「ヒロシです。泣きながら胸を揉ませてもらったことがあります」という、情けないところにストーリーを思わせてすごく面白い!と言ってた。演技しだす川島も可笑しい。でも五月女さんは首かしげてたみたい(笑)
五月女さんが一番イキイキしてたのが、古本屋で買って来たマンガ「レッツゴー青春!」の一場面を紹介してたところ。70年代くらいの少女マンガで、五月女さんのイラストのルーツになってるのだろうなと思った。登場人物がゴーゴーダンスに行くおしゃれして出て来るところがこっけいだとか、放送禁止用語連発でフォークを歌う少年の場面がすごかった。別に笑わせる場面じゃないのに、今見たら可笑しいのだ。
劇団ひとりの恋愛観の話について、何かあると「やまとなでしこ」の話ばっかりになってたのが可愛らしくて、歳が若いわりに芸歴が長いので、普段はあまり若さを意識しないのだけど、こういう話では若いなぁと感じた。女性をとっても神格視してるので、スピワのラジオに出た時はスレてた印象だったので意外だと思った。質問で「キャラでM男を演じてるが実際どうなのか」というのに、実際は変態プレイは全くしたことがないとのこと。でも妄想ではコントと同じだそうで、一番興奮するシチュエーションが、街中で女性が男にいやがらせられてるのを止めたら、拉致されて裸にされて椅子に縛られて、女性にいたぶられるのがいいのだとか(笑)妄想がそのままコントの元になるのだね。有田も同じような事を言ってたなぁ。