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「うんちく王決定戦」の感想と本のサイン会

今回は山田五郎が解説に回ってしまったのが残念!聞きたかったのだけどな〜。一般参加もなくて、今回は通常メンバーに有野が参加。そして久し振りになぎらっち登場。虫歯で頬が腫れてるらしく「帰ってもいいですか?」と笑わせる。
また前回とは変わったルールが出るし、いいかげんでゆるい所がいいわ。前まではメジャーになるか?みたいな勢いがあって、勘違いして変な方向に行くんじゃないかと思ったけど(笑)、そんな気も無くなって面白いことを好きなようにやってる感じがする。でもいきなりモバイル投票が無くなってるのには拍子抜けしたわ〜。
1stStageの「うんちくしりとり」では、トップバッターの有野がしょっぱなからつまづく。「御祝儀で」ってことでせいこうさんたちがOKを出す。なぎらっちの次が伊集院で、うんちくを言い終わるとなぎらっちが「それ前に言ったんじゃない?」と声をかける。「ええ?言ってませんよ!」と焦る伊集院。たしかに初めて言ったのだが、これはなぎらっちの心理作戦なのか。揺さぶりをかけられる伊集院が「この順番やめてくださいよ〜」と泣きそうな顔で訴えてた。有野は苦戦しながらもだんだん調子が乗ってくるのだが、やはり役不足だ。というかいつものメンバーがすごすぎなんだよ(笑)有野が「金玉の色は黒褐色だ」という話を出すと、「それは違う」と山田五郎が指摘して、伊集院が前にラジオでも言ってた「跳馬で怪我して金玉が出てきた人のを見た。ピンクでどろーっとしたゼリー状に包まれていた」という話をしていた。
そんな伊集院は、ビートたけしなど昔のラジオパーソナリティーの人達などの話題や、得意の特撮・アニメの話で快調に飛ばしていたと思う。
2ndStageは新しい試みで、与えられたテーマに対して1分間でいくつのうんちくを言えるかを競う。ここでは最初に上田が「映画」の題で10秒に1つという頻度でうんちくを出す。事前に準備していないと言ってたようだけど、やはり元々持ってる知識が豊富なのとそれがとっさに出るという話術の実力があるからなんだよなぁ。
有野は健闘して伊集院とうんちくの数で対等になったけども、せいこうさんたちのジャッジでここで脱落。
次の決勝戦の前に、視聴者から投稿された企画という「うんちく王様ゲーム」がエキシビションということで行われた。スナックの座席のようなセットが出てきて、王様ゲームをやって王様の人が「1番と2番がこのうんちくを言う」とテーマボードから選択して命令するというルール。松尾さんが「王様ゲームなんてやったことない」と言うと、せいこうさんが「上田君は詳しいから」と、合コン経験が多いことを指摘する(笑)「男だけで王様ゲームなんて初めてだよー」と上田が参った顔をしてた。「王様だーれだ?」とか「王様の命令は『ぜったーい!』」と号令する4人が間抜けで面白すぎる(笑)ここで強さを発揮したのはなぎらっち。テーマが「ホスト」や「キャバクラ」などの夜遊び系のものだっただからか、飲みの席で披露するオヤジそのものって感じで、せいこうさんたちも感心してた。
さて決勝は、リングは変わらないのだけど、今回変わったルールは1つのテーマではなくて、あるテーマでうんちくを言ったら、その話に出てきた中からテーマを探してきて自分から新しいテーマを言うもの。だから前の人の話をちゃんと最後まで聞いていなければならない。このルールすごく良いと思う。しりとりの場合は次の番まで考える余裕があるが、こっちはその余裕さえない。かなりきつくて、有野がそれについて「スタッフがテストでやってたけど、全然成り立ちませんでした」と言ったので、全員それは出来ないよ〜と不満をもらすが、それでも実際やると出来ちゃうんだな。そこが常人じゃないところ。誰も一歩も引こうとしないし、なかなか脱落者が出ない。かなり苦しそうな顔をしていてもう限界を超えてるとしか思えないんだけど、それでもひねり出すところが、芸能人生命をかけたプライドのぶつかり合いなんだろう。
そんな中で一人、どっしりかまえて自分のペースを崩さなかったなぎらっち。松尾さんはちゃんと話してたにもかかわらず、山田五郎の「この内容はうんちくとは言えない」との判定で脱落。最後はなぎらっちと上田と伊集院と3人で競うことに。伊集院は「○○ってすごいね〜」という苦しい時にいつも言うフレーズが出た。これ大好きなんだけど(笑)
時間切れで判定は全員一致でなぎらっちが優勝。意外という顔をしたなぎらっちだったが、もっとおちゃらけたことを言うかとみんなに思われてたのに、しっかりとうんちくになっていて感心させてたところが勝因だった。上田は惜しかったけど今回はやはりベテランの話芸と人生経験に裏打ちされたなぎらっちに王座を渡して当然ですね。また精進してもらわないと(笑)
それにしても、今回は有田が出なかったのもちょっと残念。仕方ないんだけどね〜

  • 「うんちくブック」発売記念サイン会

開けて20日、テレ朝のイベントスペースで行われるというので行って来ました。事前のサイト告知ではせいこうさんと上田が出ると書いてあったのだけど、放送でせいこうさんが「僕ひとりで書きますよ」と言ってたので、やっぱり上田は他の仕事も忙しいから来れないかな?と思ってた。行ってみたら発表記者会見が行われてて、上田も一緒に居たので来たんだ〜と思ってたら、その後一度はけて、サイン会が始まる前に仕事の都合で帰ったとアナウンサーが謝ってた。ファンの女の子たちがすごくがっかりしてて可哀想だった。もちろん私もがっかりだったけど。せめて整理券配付の時に告知してくれたら良かったのにな。記者会見の時間の告知も無かったから、見れなかった子もいたみたいだから。記者会見はガラス張りの会場の外でしか見れなかったので、音声が聞けなかったのが残念だった。「もうやめてくださいよぉ〜」みたいな上田のリアクションはよく分かったけど(笑)
初めて間近で見るせいこうさんは本当に聡明な表情でとても素敵だった。先週のMJサイン会に続いてせいこうさんからも名前入りでもらえるなんて嬉しいね。英語表記で名前を書いてくれたところがせいこうさんらしい。上田のサインは事前に入れてくれたとのことで書いてありました。
記者会見のもようは今日のWEBニュースにも出てた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20030921-00000024-nks-ent
せいこうさんはもっとメジャーになってゴールデンに出たいとはりきってるみたい。でも放送がこの調子だとそんな感じじゃないかな。時間が遅すぎなので、できたら11時台くらいのスペシャルで年4、5回やってくれたらいい感じかもしれない。
リビアはちゃんと調べたまめ知識だけども、うんちく王は真実かどうかはいいかげんで、生でやるという緊張感が面白いんだよね。それに出演者同士のやりとりと駆け引きなんかを楽しむのも好き。上田の言う通り、見てるほうは嘘か本当かをつつくものではないし、それにこだわったら面白くなくなってしまうから。
その点では微妙なバランスなんだけど、伊集院がラジオでやってる「ウソチク」のほうは、嘘という事が分かってていかにもそれらしいうんちくを考えるのが、また一つ捻ったところで面白いと思うし、流行ってるとか売れるとかモテるとかいう所とは少しずれたポジションにあるのが好みだから。
本を読んでみると、せいこうさんの解説が興味深くて面白い。せいこうさんあっての「うんちく王」だなと思う。6回までが「第一期」(1st Period)と呼ばれてたなんて初めて知った(笑)
スタジオ収録の様子の写真とかもちょっと欲しかったところなんだけど、文章でもその様子が説明されているので、少し伝わってくると思う。