まずは帰宅後すぐに昼にやってた事前番組の録画をチェック。先週のビンボーアワードの総集編よりちょっとボリュームが増した感じで良かった。サポーター紹介は、こういう編集で見たかったんだよ！っていう(笑)有田の相方ソング集、上田のペローン集と東の対決プレイバック。伊集院の破壊集はもっとあったのに。でも入口から床を抜いたのは何度見ても爆笑できる。そして、ビンボーさんランキングベスト30を11位まで紹介。色んな人がいてほんと面白いわ。たしか昨年の10月から開始したから、最初は見て無い回もあったし。上田が赤ツナギを着てたこともあったのね。今は誰ならこの色と定着したようだけど。
この番組は遊び心があって適度にいい加減でふざけてて、それでいて下世話すぎないところがいいのかな。ちょっと間違うと夕方のワイドショーみたいになっちゃいそうだし、変にある所だけが世間に注目されて番組の均衡が崩れそうな恐れも感じられるんだけど、ぎりぎりの所で上手くバランスが取れてるみたいな。
それに「バカだろ？」「バカじゃない？」と司会やサポーターがビンボーさんをなじってても、番組を見てて本当にビンボーさんをバカにして卑下して笑ってるようには感じなくて、一緒に楽しんで応援してあげてるように思う。
今回はゴールデンタイムでの特番ということで、前から告知してはりきってたようで、どこかゴールデン向きに変わる所があるのかな？と思ってた。例えば視聴率を上げる為に今までの放送で評判の良かった人をクローズアップするとか、この番組から本当にアイドルを出そうとか、そういう事をしたらちょっとがっかりかもと思ってたけど、そんな不安は必要なかった(笑)セットもほぼいつも通りでちょっと大きくなってるぐらいで、内容もいつもの感じ。エンディングまであっさりしてるのもいつも通り。今までのビンボーさんをVTRで紹介して、普段の放送の視聴率を上げようと狙っているようですね。普段いつも見てる人からすれば、もう過去のは見たから新しいVTRをもっと長くやってくれ〜とは思うけど。
それで、今回は普段の倍で８名のビンボーさん。サポーターは出演順で東、上田、原口、伊集院、山ちゃん、土田、増田、有田。見てると収録と放送の順番が変えられてるようだ。そこがまた分かりやすいとこがいい加減。でも多分有田がトリで正解だったと思う。という訳で逆順で感想を一人づつ。
有田はいつもの暴虐ぶりが出なかった。何故ならビンボーさんがそれ以上に強烈だったから(笑)常識をはるかに逸脱している考えで、コンビニのバイトして資格を取ってるのに、ただ履歴書に書きたいだけとか、投稿で名前を売ってるのは選挙に出たときに有利だとか、投稿ハガキに書くだけで正字で何度も「白いかどうか」をチェックするとか。有田が呆れるのに「当然でしょう、どこがおかしいんですか」という感じの逆ギレしそうな態度。いつもならビンボーさんをサポートせずにボケて困らせる有田だが、逆に困ってしまいボケる場所がない。最後は倒れて「あ〜死にたい」と掃除機で顔を吸う。いつもの調子も見たかったけど、こんな困った有田もまた見れて良かった。やっぱ好きだわ(笑)こういうビンボーさんには上田のツッコミのほうが強そうだけど。あとオープニングの挨拶はいつもの調子でナイスだった。モノローグで縦書きテロップが出るのが良い。スタジオでは満里菜が「バカじゃないの？！」とほぼマジ切れだったと思う。誰もがイライラするキャラだから良く言ったという感じじゃないか。「池袋でシティーボーイ」という発言は本当にどうかしてる(笑)名倉もたまらず蹴り入れてた。
増田の担当ビンボーさんは、北海道で獣医を目指す大学生。仕送りだからそれほどせっぱ詰まった感じじゃないかな。ジャージの上下でメーカーが違ってて、上が「natts」と書いてあるので、以降この子は増田に「ナッツ」と呼ばれる(笑)あまりに細く、ステテコ姿になると「おじいさん」と言われて、パンツ１枚になってシャワーを浴びる姿が「エスパー伊東だ」と言ったのに爆笑。何故か靴下だけは脱がないのが不思議で、風呂用ブーツを履いてシャワーを浴びてて、足先だけ濡れてないのにも笑った。
土田の担当ビンボーさんは、大食いのおじさん。スタジオで「回転寿司200皿」と言って満里菜が驚いてたけど、今どきそれくらいじゃ驚かない(笑)それより面白かったのが、部屋の臭さを分かりやすく示す為に、それを計るメーターを使ってたところ。豚小屋の臭さを約150と説明のVTRも出して、それに対して部屋が２倍以上で、さらにトイレを開けると、土田が「これは放送できません。ここからは裁判の傍聴のように絵で」と言うと、水彩画で描かれた土田の顔のイラストが出る。「うわぁ！」というテロップと組み合わさって、これがすごく面白かった。臭さの数値が1500以上いってた。土田は臭いとこばっかり行かされて気の毒な。冒頭で「小さい頃の記憶が消えました」と言ってたのも笑った。
山ちゃんは栃木に行って地元で大衆演劇をやってる二代目27歳の女性。でも肝っ玉母さん風。劇団員の子供達が興奮してちょこまか動き回って、山ちゃんに飛びついて邪魔をしてて可愛い。いい遊び相手になっただろうなー。山ちゃんが時代劇のメイクをさせられて舞台に上げられる。「笑わせて下さい」と頼まれて「それが一番いやです」と言う山ちゃんのプレッシャーが良く分かる(笑)セリフも決まってないのに、アドリブでセリフを振られて本気で出なくなり、泣き顔になるのが山ちゃんらしい。
伊集院は大阪に行って、挨拶ではお好み焼きを４枚焼きながら「焦げちゃわないかって？音速で食べるから」と言うのが笑った。元アイドルという女性ビンボーさんは26歳で、今も美人だった。どんなアイドルだったのかと聞かれて、「くの一」というユニットに居たと言う。伊集院が「くの一のね〜あの有名な〜・・・知らないけどー」と逆説で言うのが伊集院流で好き。くの一のビデオはかなり破壊力があった(笑)これ「ウラ関根TV」に出た？出ても面白いと思う。
原口はVTR前にスタジオで「ものまねできませんでした」といつものように前ふりをして、泰造にあやしまれるが、やっぱりオープニングで「踊る」の室井さんをやってた。しかも衣裳まで揃えて。ビンボーさんは売れない演歌歌手のおじいさんで、「柔道賛歌」というタイトルで柔道着を着て歌い、間奏の所で受け身の前転をするという。もちろん途中で止められてたが、これ実際にちゃんとした所で歌ってるビデオとかあっても面白いだろうなー。これも「ウラ関根TV」で見てみたいネタだ(笑)
上田と、やはり当たるのは東だ。東が先に紹介されてるのに、上田が前に出る。今回のペローンは台の上に身を載せて。ネプに「サーフィンペローンだ！」と言われてた。こんなバカやってる上田がまともに見れるのはここだけだから、多少引きぎみになっても続けて欲しい(笑)そしてVTRでは、カンペで挨拶シリーズが続き、町の定食屋の中にいる客全員でペローンを。「ペローンを応援する会」とテロップが入ってた(笑)その中で一人の女性が抱きかかえてる赤ちゃんが号泣してたのを上田が指摘する。ビンボーさんは池袋に住む65歳のおじいさん。たこ八郎のそっくりさんで「いか八郎」というコメディアンで歌ったり漫談したり作曲したり、多彩な芸を披露してた。でもやっぱりおじいさんな芸風だけど。喋ると止まらなくなって、スタジオでも無関係に喋り続けてた。ビンボーだけど朗らかで幸せそうな顔で、これこそ愛すべきビンボーさんだなぁと思う。公園でサックスを披露したら、途中で止めて歌い出して「寂しい日本を〜歌で元気にする〜」とかそんな感じの歌で、見てる上田の顔がちょっと感激して黙ってた。だからいつものようにバンバンとツッコミは出なかった。「僕も芸人なんですけど、将来どうなるか不安なんですよねーどうですか？僕を見て」と聞くと、「いい人相してるよ。運があるよ」と言って、額のシワを指差してなぞってるのが可笑しい。占い師？さらに「相方がいるんですけど、こいつはどうでしょう」と有田の写真（プロフィールの）を出すと、「この顔はダメだね〜、話が合わないでしょう？」と言う。上田が「そうなんですよ、全然合わないんです」と返すと、「別れるね」と言われる(笑)それで「解散か？」とテロップが入るのだが、その話がそこで終ってて、スタジオでも触れられない。カットされちゃっただけだと思うんだけど、どうなのかなー。ファンにとっては気になるじゃないですか(笑)有田の反応が見たかった。
それで最後に東は、VTRのオープニングで「スーパーアズマックス！」のポーズ。映像にエフェクトもかかってて面白かった。オーラ無しネタは続いてて、現地の海女さんにお金を渡してるというパフォーマンスも。ビンボーさんはバンドマンで、リーダーの家に居候しているという。下っ端で使われていて、目玉のおやじやザクの被りものや、ライブの小道具を作らされるのに、リーダーが「自分と一緒に作った」と言い張ったり、糸電話で命令されてるらしい。バンドの映像がちょっと出て来たけど、これも例の「あさってバンド」系だな(笑)「肉」というバンドでデスメタル？なのかな。
審査結果は、ゲスト審査員の叶姉妹が、美香さんの姉にこき使われる立場がシンパシーを受けたようで(笑)、東の担当ビンボーさんが優勝してた。
思うがまま書き続けて終ってみたら、かなり長いわ(笑)これ全部読んでくれる人はいるのだろうか。良かったら教えて下さい(笑)
- 参考情報
番組観覧に行った人のファンサイトのレポートによると、実際の収録順番とそれからカットされていた部分では、上田のサポートした「いか八郎」はスタジオで有田の人相を見て「良い」と言っていたらしい。
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/1371/0926sp.html
