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ミュージシャンの売り出し方にアニメが関わっている


グラフィック・デザイナーのインタビュー本というのを読んで面白かったところ。
角田純一さんという方で、グレイプバインなどのアートワークを手がけてるそうです。そこでミュージシャンのアートワークへの考え方を話されていて、ミュージシャンは写真が出るとタレント的になるから、写真は出さずに音をイメージしたグラフィックを作るようにしてるんだそうです。
逆に、タレントやアイドルは広告の量、つまり広告費にいくらかけるかで売り上げもだいたい比例するもんなんだとか。
今はマネージメント事務所とレコード会社と出版社がつながってミュージシャンを売り出しているから、中高生から金をまきあげて大人に分配する構図が見えてきていやなんだよねーみたいな事が書いてあった(笑)ちょっと言い過ぎ?

今放送してるアニメってだいたい、エイベックスかソニーの所属ミュージシャンが交代で主題歌やるでしょ。
昔にTMネットワークシティーハンターの主題歌でヒットして売れて、ジュディマリるろ剣の主題歌で売れたように、それを狙って次々と出ているんだね。
夫が買ってきた、銀魂の主題歌集アルバム。ハガレンとかグレンラガンとかも持ってるよー。こっちでやってた同じミュージシャンがこっちもかみたいに入ってる。こんどハガレンがまた始まるからソニー系のミュージシャンがまた主題歌やるのかな。
私もそうだったし、子供のときにアニメを見て、そこでかかった音楽から入ることは多いから、学生に音楽を売るには最も影響力があると思う。いいか悪いかは別として。

筋少の曲に「タイアップ」ってそのまま歌ってる詩があるのだが、メジャーでこんなこと歌ったバンドって他にないだろう。(※アルバム「UFOと恋人」収録。)
それで、このグラフィック・デザイナーへのインタビュー本の中に、装丁家の祖父江慎さんも出ていて、写真がかわいいw
50歳近いんだけど、内田さんがもっと歳取ったらこんなふうかなーって思った。