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虎の門・しりとり竜王戦

前回のコーナーが好評だったので、今回は90分まるまる「しりとり」を。調子いいよな。うんちくの事忘れそうな勢いで(笑)勝俣が「新しい扉をばんばん開きますよ!」という。出演者は番組表の予定にあった清水ミッチャンと有野に加えて、実際放送ではボクサーの竹原さんと、バッファロー吾郎の竹若。こっちで見られるのは珍しいので嬉しい。それにふかわがいるよ(笑)板尾がしょっぱなから「ふかわが居るのがむかつく」とコメントするのは、ふかわだからこそだな(笑)ふかわ、最後の最後までヘタレでいじめられキャラだった。
内容の感想は、id:hilocoさんの記録を参考に振り返って書きます。(ありがとうございます)
前回1回目のルールは対戦が終わった後での審査だったけど、今回は発言したその場でせいこうさんたちが「1本」「技あり」の審査をして決めて、「ん」がついたり言えなかったらマイナスポイントというルールが決められたので、より厳密になったとともに、発言の流れで有利になったり不利になったりするかもと思った。だけどいいかげんでも面白いのなら良し。テーマに合ってるかどうかよりも、その場の空気と流れでいかにインパクトあって面白いかが重要だろう。今回は予選を2組に分けてトーナメント方式になっていた。「長渕剛の曲のタイトル」はテーマが良かったね。有田はやはり面白い。「いらついて鹿児島」「夜の西新宿」が上手い。ここで初登場の有野が力を発揮してた。「ラブホテルの名前」では「薔薇とピエロ」「デカメロンビーチ」が良くて、こんな引き出しあるんだーと感心。有野が最初から「得意です」と自信満々で微笑んで、点数が入ると喜んでイキイキしてた。それに対して有田は思いつめた顔をしてたのが対照的で、勝俣が「母船本能くすぐるんですかね」と言ってたと思うけど、その表情にぐっとくるんだなぁ。
有野が有利かと思ったら、予選は有田が1位で通過した。竹原さんも独特のセンスで面白かった。長渕の曲で「たんぼ」と、ラブホテルで「ババアの部屋」がナイス。なぎらっちは殆ど自分流に強引に引き込むという感じで、せいこうさんに呆れられる。やっぱりなぎらっちはうんちくのほうがいいな。予選落ちして「審査員が悪い!」とやつあたりしてた(笑)
予選Bブロックには板尾が入る。期待通りにやってくれるので嬉しい。最初のテーマ「恐い映画」では、「タンバリンの村」が大ヒット。やはり板尾は面白い。言葉の選び方とか絶妙だもの。ミッチャンはさすがにボキャブラリーが豊富だと思った。上手いなと思うけどもインパクトはそれほど強くないかな。ふかわはノープランぶりを発揮して(笑)竹若は最初は振るわなかったが、後半に調子を上げてきて面白かった。「B級アイドルのキャッチフレーズ」のテーマで、苦し紛れの「ルーイルーイ」と「どこでも裸足」がツボだった。しかしやっぱり板尾が飛び抜けて面白いな。だけど点数ではミッチャンが1位で通過した。
準決勝は早くも有田vs板尾。前回の決勝の対戦だからもったいないなーと思いつつ。どっちにも勝って欲しいくらい好きなので。今回は板尾が「ん」を付けてしまい痛恨のミスがあったのが効いて、有田の勝利。前回のリベンジを果たしたという事で、素晴らしい勝負だった。最後の「前のほうの膨らみ(有田)」→「見ず知らずのパンツ(板尾)」の流れは最高だ。
ミッチャンvs有野は、有野の勝利だったが、女性ではミッチャンに勝てる人はなかなか居ないかも。「宇都宮のリーダー」「リンゴかじりの日本一」なんか良かったな。
そして決勝は有田vs有野という、先週の虎の門に引き続いての対決みたいで(笑)決勝のルールが「だが」を接続で使わないとならないので、詩の一節のようになっていて、味わい深い感じに。テーマが「キュンとなる言葉」なので、またストーリーが浮かぶようで面白い。本当に即興で出るのだからすごいし、生放送だからこそ編集のないそのままの言葉が伝わるからいいのだと思う。有田は「うれしかったのだが、うれしくないフリをした」がらしくて好きだし、有野の「居留守を使っていたのだが、号泣」は深いね。終盤の「大金を持っていたのだが、燃やした(有田)」→「大金を拾ったのだが、血だらけ(有野)」と出た流れは、有野が勝負をかけたという感じで、それが上手く取ったなと。同じ言葉から入ったから外す可能性も高いと思うので。有田がまた決勝で負けてしまったね。エンディングでコメントを求められて、「出直してきます」とボケもなく真剣に答えてたのが、有田がこれにかける気合いが分かるようだった。