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ウーマンリブvol.8「轟天VS港カヲル〜ドラゴンロック!女たちよ、俺を愛してきれいになあれ〜」

(9/14 サンシャイン劇場
宮藤官九郎作、演出の舞台です。大人計画はずーっと前に1度見たきりで、クドカンさんの舞台は初めて見ました。今回は劇団新感線から「轟天」シリーズのキャラが、クドカンさんの手によって蘇るというもの。「轟天」シリーズ、私は1回見たことがあって、今まで3作やったうちの、2回目の「直撃!ドラゴンロック2・轟天大逆転〜九龍城のマムシ」(1999.6)を見ました。これもサンシャイン劇場でした。もしかしてサンシャイン劇場はこれしか行ってないかも(笑)新感線ファンの友達に「これ好きそうだから」と誘われて、すごく面白かったので、3回目は行けなかったから今回はぜひ見たいということで、個人的にスケジュールがたてこんでて悩んだのだけど、がんばって行って来た。サンシャイン劇場って池袋駅からけっこう遠いんだよねー。開演ぎりぎりで間に合ったよ。
内容は、ファンのお祭り的な感じで楽しみました。クドカンさん作の、「ぼくの魔法使い」などのコメディ調のテレビドラマで見られる、おもしろテイスト満載で、舞台なのにギャグ漫画のアニメを見ているみたいな感じがするのがすごい。格闘ものギャグだと「燃える!お兄さん」とか「THE モモタロウ」みたいな感じかな(笑)。インリンポーズや小倉ゆうこりん等の、はやりネタもあり、80年代アイドル風や30代以上にツボのネタもありで。
轟天は流しの格闘家で、いつも戦いに巻き込まれるのだが、今度は港カヲルとその5人の愛人と戦うことに。依頼されたのは港カヲルの本妻で、その役を片桐はいりさんが演じる。アクションがかっこ良かった。クドカンさんもバイト先の先輩役で、要所要所で出て来てアクションを披露していた。クライマックス前の「卒業試験」のコスプレは見事だった(笑)
マイク持って歌いだすネタも色々あって面白かった。その中で1シーン、日替わりシークレットゲストのコーナーがあるのだが、今回は阿部サダヲさんでした。すごくノリノリで気持ち良さそうだったな。
おまけに轟天&カヲルの応援うちわが貰えるのだけど、サンシャイン隣接の外ベンチに並ぶカップルを横目に振って持って帰りました(笑)
もらったチラシの中で、「轟天」シリーズがDVDBOXで発売されるそうで、特典映像にクドカンさんといのうえひでのり氏の対談が入るそうです。かなり欲しいかも〜。劇中オリジナルソングが面白いので、もう一回見たい。