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伊集院光・深夜の馬鹿力

先週に続いて2週目のスペシャルウイーク。先週までに何か予告してたかな?と思ってたら、違ってた。始まっていきなり男性アナウンサーのナレーションで解説が入り、先週の放送が問題になって、会議室でスタッフ一同が打ち合わせするという。一瞬、もしや本当に放送終わったかと思ったけど、すぐに今週の企画の前振りであることに気づく(笑)録音で、会議室にスタッフ一同が集まって話をしてるのだが、それがいかにもセリフ読んでますという感じで、漫画みたいで面白かった。スタッフ対伊集院で、どたばたケンカになる様子とか、昔のギャグ漫画風の絵が浮かぶようだ。伊集院が話す柳沢君の様子が、背が小さくて潰されそうなくらいだというので、漫画にすると、伊集院の足より低いくらいになるだろうな(笑)
それで会議の内容は、池田Pからの説明で、上層部から先週の放送で「深夜放送とはこういうものなのか」と苦言があって、本当に伊集院はDJの基本が出来るのかを問う為に、ラジオDJは放送で体内時計が正確な筈だという実験をすることになった。伊集院は「できるよ、やってやろうじゃないか」といきまくのだけど、実際に始まってみたら、びくびくしっぱなしだった。伊集院が「『びくびく』という生き物」に例えて話してたのが可笑しかった。90分生放送で、タイムキーパーなしで時計も隠されて、決められた進行表に従ってCMも自ら出さないといけないし、コーナーの始まりも決めないとならない。2時の時報のコールを遅れたり早くなったりしたら、伊集院の液晶テレビが壊されるという。CMのジングルにリスナーだけ聞こえるように竹内アナが時刻と伊集院の進行具合を説明するのだが、いつもと違って聞いてるほうもスリリングでどきどきしたわ。いつもMDに録音してトラックマーク付けながら聞くのだけど、この日だけは、時間が分からなくなるからマーク付けないでMDの時間表示が一緒になるように見ながら聞いた。まるで『24』みたいだ(笑)伊集院は時間を予想しながら話すのだけど、焦って早め早めになってしまう。2時前のコーナーでイエローキャブ根本はるみ率いるRCTがゲストに来て、4人くらいが口々に喋るのだけど、伊集院が時間を気にして早く終わらせようと必死になってるのが可笑しくて、昼の番組では考えられない(笑)でも実際は時間が早まっていて、2時のコールが早すぎた為に、伊集院の液晶モニタは別室で田代32君に割られてしまった。でもまだ本人は気づかない。
さらに後半、リスナーの電話人生相談が入るのだが、時間が押したと思った伊集院は、早く終わらせようとしてまともに相談に乗らず終わらせてしまう。「ナスが食べられないんです」というのに、「食わなきゃいいじゃん」で即答しちゃったり(笑)せっかくゲストコーナーで時間が合ったてきたのに、ここで短縮されすぎて、結局終わりの予定時間の2時45分に届かず、2回目の罰ゲームでSM女王様がやってきて、ムチで叩かれることに。竹内アナも一緒に入ってきて、ゲラゲラ笑ってたのが伊集院にはショックだったようで(笑)今度の「日曜の秘密基地」の放送、竹内アナが一緒でまともに出来ないよと泣き声で言ってた。それから放送を振り返って、時計もない状態で渡辺君と2人でいると、世界でここだけ取り残されたような気分になってたとのことで、もしかしてすごく時間が過ぎていて、スタッフもみんな帰っていて放送もされていないのに喋っていて、突然朝の番組の人が入ってくるんじゃないかとか妄想していたのも印象的だった。時計がなくて自分のカンだけで計るって、普通はあまり体験できないと思うのだけど、いかに私たちは時計に頼って生活しているかだろうな。多分これと同じ事を自分でやってみたら、全くできないと思うので、伊集院が10分くらいの誤差で出来てるのはすごい事なのだと思う。