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6/4 デンシコンツアー(東京)(中野テルヲ / NESS)@KOENJI HIGH

中野テルヲ
NESS:三浦俊一(G.)戸田宏武(Syn.)内田雄一郎(B.)河塚篤史(Dr.)

三浦さんのレーベルで去年11月にリリースされた「電子音楽部」
今回の2マンライブはこちらが元になっております。
リリース記念ライブが昨年末の筋少ライブと被り行かれず、次のツアーも3-10chainと被って行かれず(笑)なので、まさかの内田さんがこちらに参加で初めて行くことができました。
中野さんを見るのはロンバケ以来かな?(※ケラさんが以前みのすけさんと中野さんと3人でやってたバンド)中野さんの書くテクノポップ曲は好きなので、こちらも楽しみでした。
※一応ツアー中なのでネタばれ注意




当日は満員でしたので、それほど広くはない会場に人がいっぱいでした。先に中野さんでした。たしか、三浦さんのレーベルから出すようになったのは昨年からだったかしら。FLOPPYや新宿ゲバルトなどと共演するようになった影響でしょうか、P-model〜ロンバケ以降のもっと新しい若いファンも増えたような印象でした。ステージ中央に卓が置かれて、DJのような機材と2台のMac(たぶんPowerBookG4)音にシンクロするライト、そして中野さんの代名詞らしい(調べによる)超音波センサーを手刀で切るパフォーマンスや、最後には短波ラジオを掲げて操作しながら卓を離れて、ステージ前に出て動いて喝采を浴びていました。
曲はコンピレーションの「電子音楽部」収録曲と、最近発売されたソロアルバムからでした。MCではキーボードマガジンに掲載される告知やソロワンマンの告知をされて「覚えましたね」\はーい!/とファンが応えるという(笑)先生みたいです。中野さんの曲は耳に残って脳内再生してますね〜。
中野さんのセットの向かって右には、最初から戸田さんのセットがあり、左側は三浦さんのギターが置いてある。そしてその両方に立てて置いてあったのがテノリオン ステージで観客側にもライトが見える効果で開演前からずっと光っていました。
内田さんのベースアンプは向かって中央から左寄りにあって、ドラムセットは右奥に配置。ドラマーが河塚さんと発表されたのが3日前でびっくり(笑)筋少ファンにはおなじみの方も多いかと、嬉しいですね。どんな感じになるのかと思ってましたが、聴いてみたらFLOPPY-写楽くん+なんかすごいリズム隊 みたいな感じかな(笑)歌らしい歌はなくて、曲は電子音楽部に収録されてる三浦さん曲と戸田さん曲+新曲もそんな感じで、音源のテクノポップさに太いリズムが加わってかっこよくなってました。最初に三浦さんが登場して、イーボウでギターを弾いたり、テノリオンで操作して、戸田さんが登場して音を出してから、河塚さんとウッチーが登場して音を出していきました。戸田さんの頭が完全にヘルメットとガスマスクみたいなのと電光ゴーグルで覆われてて(笑)これは中が福間さんだったとしても分かんないんじゃないかって思った。戸田さんと三浦さんが濃い緑っぽい色のツナギ作業着っぽい服だったので、これはお揃いか〜と思ったらその通りだった。しかしウッチーが三浦さんに比べて小柄なのでぶっかぶかで(笑)河塚さんは上は脱いでTシャツでした。これはまさにシンセサイザーズのスタイルですよね〜。飛行場の整備士さんみたいでした。ステージの後ろの壁には、CGの効果映像がずっとかかってました。これもFLOPPYっぽいスタイルですね。
ウッチーは持ってきたiPad2(初披露!)(白)をスタンド(専用の台みたいなので、お風呂フタではなかった)に横向きに立ててミニテーブルに置いて、最初は譜面として見ながら弾いて、後半はちょっと操作して、フロアに向けて黒地に花火のようなCG動画を流していました。
演奏がひとブロック終えて、ウッチーがおもむろに横に立ててあるマイクを手にして「こんばんわー!N・E・S・S、ネース!でーす!…でいいの?」自身なさそうに三浦さんに聞く(笑)「都合により僕がMCをすることになりました」という(笑)しかし結局三浦さんもMCすることになって、これはMC用のマイクなんです。と説明。ファンの\社長ー!/コールに応えて「今期の経常利益は…」とボケる(株主総会か(笑))レーベル代表の三浦さん、たくさんのミュージシャンを抱えて自分も演奏されて、FLOPPYが入ってからは若いファンも増えてきて、なんだか21世紀のナゴムっぽくなってきた感じがします。ビートサーファーズギャルね(笑)三浦さんが各メンバーをジャニーズに例えてて、自分がジャニー喜多川でオチになったと笑って、中野さんにかなり声援が飛んでたことを「こんなにうける音楽じゃないですよ!おかしいです!」みたいに笑って言ってました。
今回は中野さんがソロアルバムを出したので、そのツアーなのですが中野さんの機材はセットに1時間はかかるそうで、出番が最初しかできないという、それで対バンを探すのが大変なんだけれども、じゃあ自分でやろうといってNESSが結成されたそうです(笑)だから後になったけども持ち曲が6曲しかないからすぐ終わるよ!(えー!)「これがポストロックだ!」意味不明ですさすが三浦さん。そこでひきあいに昔に見たあぶらだこのロフトワンマンは30分しかやらなくてビックリ、1分半の曲が20曲やって、新宿駅についたのは8時でそれから○○駅に8時20分、(正確には覚えてないが)そこから家までバスで20分。とかなんとか話してウケてました。あと2曲です\えーっ!/「これがパンクロックだ!」ってボケだったかな?三浦さん、ケラさんいないときもまた面白いですね。「大丈夫、曲長いから」
けっこう三浦さんとウッチーがにこにこと話していて、昔からの友達の様子が伺えて微笑ましかったです。それにちょっぴり緊張のおももちで見てる河塚さんと戸田さんの若い(といっても30代)2人という構図がまた面白い。ウッチーが河塚さんに「半年ぶりだそうですが、その間なにがあったんですか?」っていじわるっぽく聞いてたりで、河塚さん「テニスで焼けました…おもしろくないですね…(しょぼん)」困ってました。(陰陽座のサポートを辞められたあと、初ライブだったのですね)
次の曲に入るので「いってみよー!」って声かけるウッチーに「いってみよーってロックっぽくないねぇ」と言い出して、三浦さんがそうだねーみたいに応えるともうマイク通さずに話しだして、生声で後ろのほうも聞こえてる?こういうの演劇っぽいよね。演劇の人って声張るよね〜と役者っぽいセリフを言い出して「みのすけみたい?」とウッチーが言うと「いや、みのすけはそんな声じゃなくて」『ぼくはぁ〜』ってな感じでみのすけさんのマネが超似てるwwww 舞台でのみのすけさん知ってる人は爆笑でしたね。それで曲の入るタイミングがわかんなくなってうろたえる戸田さん。「もういいよー」と軽く三浦さんが合図して、「いってみよー」三浦さんがその前に言ってたように、今何時?と戸田さんに聞いて8:45。と手で合図(声出さない戸田さん)そしたら9:00には終わって、9:20には高円寺、いや物販で買って〜みたいに言ってて、またまた〜アンコール1曲くらいあるんじゃない?って思ったけどその通りに9:00に終わってアンコールもなにも無しでした(笑)さすが三浦さん。このあとツアーで名古屋、大阪とまわるのですが、この感じがライブを重ねてどう変わって行くかも、楽しみですね。残念ながらツアーは行かれないので、追加公演が9月中に決まりますと三浦さんがおっしゃっていて、絶対行きたいと思いました!
ウッチーがニコニコと演奏していて、ギターを座りながら弾く戸田さんに寄って行くと戸田さんが椅子に座ってて、高い椅子だけどウッチーと並んでも同じくらいの身長になってて可愛かったです。使用ベースはナチュラル色のスペクター1本だったと思います。河塚さんと三浦さんがメガネで、ウッチーはサングラスで戸田さんはゴーグルで、みんな何かしら被ってるバンドになってた(笑)貴重な初ライブ、当初は行けるかどうか厳しかったのですが、無理して行って良かったです。
次は写楽くんのガラパゴスや、福間さんのソユーズを今度こそ見たいので、対バン期待してますー。

※おまけ
最後の曲で戸田さんが出してきたギターのヘッドに「SHARP」ってロゴ(笑)ピックは「ゲ」って書いてあったから新宿ゲバルトのものっぽい。(新宿ゲバルトもまだライブ見た事無いので対バン期待してますー)