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6/5 水戸華之介@稲毛K's Dream

【ウタノコリ 〜 入道雲まで歩こうと思う】水戸華之介(Vo) / 澄田健(AG) / 藤原マヒト(Key) アンジー時代から新曲まで歌うアコースティックライブ 

水戸さんのウタノコリツアー、初日に行って参りました。稲毛のライブハウスは水戸さんも初めてだったそうで、私も初めて。千葉までは何度もありましたが。総武線快速に乗るのが好きなので快適でした。95年くらいからあるハコだそうで、1Fはまるごとバーになっていて、地下にステージがあります。パイプ椅子が並んでいてステージに幕がかかっているので、なんだかミニシアターな感覚(笑)ドリンクがお酒が500円でソフトドリンクが300円という良心的価格で、入るときに整理番号順ではないゆるさ(笑)(そんなに人数集まっていないので全く問題無し)



※ツアーなのでネタばれになります。セットリストは覚えていないので全曲は書いてないですが、曲名バレしたくない方はご注意ください。

水戸さんが中央、左にプロ、右に澄ちゃんの椅子が置かれて、まずは澄ちゃんとプロが出てきて演奏を始めてから、水戸さんが登場します。「100万ドルよりもっとの夜景」から。3-10曲のアコースティックが嬉しくて、ニコニコしてて手拍子しました。最初のMCでは、この開場の壁のいたるところにカートコバーンのポスターが飾られてあって、(色々な種類の。※どうやら店長さんの趣味らしい)こんなにたくさんのカートコバーンに見つめられて歌うのは初めてだ。死んだ人繋がりでいうと、プロのキーボードスタンドが現ちゃんのを勝手に借りてきた。のだそうで、勝手に借りたから怒ったとしても、タバコの火を消すぐらいだろう〜なんて水戸さんは言ってたのだけど、この日の帰りに東京が豪雨でびっしょりになっちゃった(泣)もしや?って思ったりして(以前レピッシュや現ちゃんトリビュートの野音ライブは豪雨だったりした)
それから千葉について、今回は関東近県を回っていなかったのでツアーに入れてみましたということで、千葉県は広いので、これから各地回って千葉を制覇したいそう(笑)お店のパンフを見たら、スケジュールの水戸さんのところでお店のスタッフの1人がファンで喜んでると書いてありました。嬉しかったでしょうね。
このあと横浜、さいたま、と回って広島、山口と西に行って7/30の代官山が最終日なので、梅雨時期から始まって、開けるころに終わって夏が来る時期だから"入道雲まで歩こう"というツアータイトルにしたというのが素敵だなーと思いました。梅雨時期だから雨の曲をと思って選曲したという「雨のドライブ」これはアンジー曲なのですね。ライブで聴いたの初めてかも? 3-10曲の新曲「飛蝗」「ズンドコ節」も聴けて楽しい!
MCでは前回の3-10のときと同様に、震災後の事をだいぶ気にかけていらっしゃいました。水戸さんの心の暖かさが伝わってきます。演奏する曲も気を使って「蠅の王様」はできないなーと言ったらお客さんから「えー!」って声が。「ボランティアじゃねぇぞ!」っていうのもねぇ〜(苦笑)なのだそうですが、そこまで気を遣って考えていらっしゃるのですね。また笑ってバイバイ〜♪って歌ってもらいたいと思います。
去年も聴いて感激だった、アンジー曲「おやすみ」に続いて、水戸さんソロの「私の好きな人」でだったかな、カバーのかかった文庫本を持って読むパフォーマンスを。これがぐっときました。じーんときてるのだけど、終わると「もりさがった〜(笑)」だって。去年もこんな感じだったなぁと思い出しました。
後半は楽しく楽しく!「唇にメロディ、心に牙を」澄ちゃんがボトルネックをギターにひゅんひゅんと鳴らして、ブルースっぽい雰囲気。プロはアコーディオンを弾いて、2、3曲やってたけどどの曲だったか忘れてしまった。「機関車ロック」では、歌の合間になぜかオフコースの「さよなら」を歌いだす(笑)お客さんウケる。後で、この曲は俺が高校の時だったけど、歌いだしが面白いと思ってていつかマネしようと思ってたそう。水戸さん高校生のときだったのかー。私はたぶん小学生だったな。この演出はきっと毎回やると思われるので、最終日にどんな感じになってるのか楽しみですね。
MCは、お友達のお子さん、といっても年頃のお嬢さんらしく、誕生日プレゼントをあげようと何がいいか聞いたら「オルゴール」としゃれた事をいうので、"みんなの大好きなインターネット"(笑)で調べたら、わりと近所にあるというので行ってみた。メルヘンおばさんが居るのかと思ったら、ごっついオルゴール職人がいたそうな。なんでもいいから選んですぐ帰ろうと思ったのに「動作確認してください!」と言われて、フルでおじさん二人が「星に願いを」を聴いたという…。この話はまたツアー中にも話しそうですね。あと面白かったのが、近所にボクシングジムが出来たのだけど、看板の「レッツボクシング」が英語で書いてあってスペルが思い切り間違ってた…というの、これは笑ってしまって次の曲でも思い出して吹き出してしまった。
本編最後のほうは「ミミズ」「マグマの人よ」「素晴らしい僕ら」とアンジーの名曲で熱く盛り上がりました!水戸さんは立ち上がって歌って、私たちは座ってるけど体揺らして乗ってました。
アンコールのMCで水戸さんが、震災で立ち直るにはまだまだかかるけれども、この先もみんなが笑っていけるようにといった事(正確には覚えてないけど)を話していて、私は水戸さんの歌に出会った10代のころからずっと、水戸さんの歌に引っ張られて励まされて生きてきたんだよって思った。これからも水戸さんの歌を聴けますようにと願います。
「天井裏から愛をこめて」と、もう一度アンコールで「偶然にも明るい方へ」で、終わりました。幕がちゃんと閉じられて、サーカスがおしまいみたいないい雰囲気でした。外に出ようと上がったら、ふつうにバースペースで和んでるプロがいてびっくりでした(笑)