20周年記念ツアーの初日に行ってきました。Sold Outだったそうで、人間椅子の千葉Lookでは2度目で10年前だったそうです。
私にとっては久々で２年ぶりくらいかな。20周年とはいっても特別なことはなく、いつもと変わらないライブですと鈴木さんは言ってた。その通りなんだけれど、特別なことはないのに、変わらないというのはすごいことです。でも全く変わらないのではなくて、曲は増えているし新旧曲どちらもやるので、進化しているのですね。
アンコールで「地獄」「地獄風景」をやるのも前見た時と変わっていない。素晴らしいー。あと私は「羅生門」が聞けただけでも、大大大満足でした。あの最初のリフこそ人間椅子の特徴を指していると思います。逆にこの重たさと長い曲が受け入れられない人だとだめなのね。
MCも相変わらずで和みました。今回、和嶋さんの高校時代の話で、当時は詩の方向性を迷っていて、クリムゾンみたく詩は外部に頼もうと思って友達に聞かせたら、それは難しすぎると却下されたのだと。そこで仕方なく自分で詩を書いたそうだ。その友達もいた仏教研究会の部室なのにずっとプログレがかかってたという話に観客大爆笑だった。
鈴木さんは、「おくりびと」が「なんとか賞」を穫ったので（そのまま）予想しない驚くことが起きることもあると、だから人間椅子は今年はこの曲で紅白を狙う！と言ってはじめたのは「陰獣」だった（笑）紅白出るならNHKの番組に出ないとね。今年はネオヴィジュアル系のイベントに出るところから始めるとか。そこでバンギャル達を新しいファン層に開拓してと。
（追記）
海外のメタルバンド辞典での人間椅子の紹介。http://www.metal-archives.com/band.php?id=101172
おもしろいのが詩のテーマについて書かれているところで、「Japanese history」となってるのね。ちなみに陰陽座は「Japanese Culture」だった。まあそーだけど、他に人間椅子のテーマとしたらギャンブルとか、宇宙とか？
