公式サイト http://natsunomamono.fc2web.com/2010/home.htm
フェス概要はこちら参照。大手イベンターが絡まない、地元の若いバンドマンである成田さんが主催して手作り感のあるフェスだそうで、楽しみにしていました。
20日は若手バンドのみで、こちらは参加せずメインの2日目だけ見ました。20日に電車で弘前入り、
弘前城公園などを観光する。twitterを見てると毛皮のマリーズのメンバーが和嶋さんと移動途中のパーキングで合って写真撮ったなど情報が入ってきて嬉しかった。
当日、弘前からレンタカーで開場入り。10時着、すでに2番目の神聖かまってちゃんの演奏中。開場はギリシャのコロッセオをイメージしたらしい傾斜のある野外劇場で、日比谷野音がさらに傾斜高くしたみたいな感じ。ステージの向こうには湖が見えます。会場自体はオートキャンプ場でもあり、午前中は公園で子供を遊ばせて午後に臨みました。飽きてくる子供をアイスでなだめつつの（苦笑）3時半過ぎに再び会場入り。入り口では地元のねぷた囃子の演奏があり、集った観客が踊ってて楽しそうでした。
ステージはミドリが演奏中でした。スタンディングエリアはモッシュダイブしまくりであり危険なので（ほんとは禁止）高い座席を取る。青森とはいえかなり暑いので驚きました。ちょうど西日が指してきて暑く、ミドリの轟音の中で子供はお父さんの膝で寝るzzz このまま寝てるかと思いきや、次のキングブラザーズが終わったとたん目覚める（笑）「お祭りは？」と。まだこれからよー。
人間椅子
セッティングで出てきたお坊さんスタイルの鈴木さんにおおーと歓声が上がる。司会のアントーニオさん（ゆかいなレスラーさんのようです）さっきダイブでケガ人が出たのでやめるようにとアナウンス。まぁ椅子ではダイブないので大丈夫ですね。始まって1曲目「相剋の家」そうきたかっ！スタンディングエリアが揺れます。今年ずっとワンマン行けてないので嬉しいよ〜。そして昼間に野外で見る椅子は貴重すぎます。MCで鈴木さんが、暑いのが苦手で野外が苦手なので、オファーいただいて断ろうと思いましたが、青森出身なので出ましたと（笑）「来年からは秋の魔物にしてください」だって（笑）秋は寒いんじゃかろうか…。
それから、曲の間は他のバンドみたくワーとか言わずシーンとしてますとかも。さっきまでのバンド見てるとギャーとかワーって叫んでダイブしまくりだったからなぁ。それもロックだけども、人間椅子のまったり和むMCが好きなのよね。
2曲目は「死神の饗宴」重い！かなり濃いです。和嶋さんは綺麗な緑の着物に袴とたすきがけ。ギターソロで前に出るとうわっと人が集ります。人間椅子の沢山ある曲の中でも、わりとコアな選曲で、ワンマンで最初のほうに選ばれそうな。もっと最後かアンコール用のを出してくると思ったのに、でもお客さんの反応がうぉって感じで唸ってて、すごいなぁと。
ノブさんは相変わらずで（笑）「イエー！じょんがってるぅー！？」ってw 鈴木さんに、青森の人が「じょんがってる」とは言わないからやめた方がいいっていったのにと突っ込まれ（笑）ノブさん張り切りすぎてハイハットのペダルが壊れちゃいましたー！と機材トラブル。直してる間に和嶋さんより、時間が短いのでMCを考えていなかったとのこと。わと鈴木君は弘前出身なので、ぜひ帰りに寄っててください〜。とご挨拶してました。
鈴木さんが「あの世に行ったら私が経営する冥土喫茶に来て下さい〜」といって出ました「冥土喫茶」あああ！聴きたかったー！ので嬉しい。暗黒ヘヴィメタルが青森の野外に響く〜なんという贅沢でしょう。
終わってあと1曲ですと和嶋さん、えええー！まだ3曲だしorz 10分あるので1曲でも2曲分ということですと説明したら、もしやそれはあれですかあらやっぱりー「深淵」最後にそれやっちゃうんですか。びっくり。まさにマイペースというか。筋少だったらぜったいフェスでやらない「ワダチ」やっちゃうのみたいな（笑）こないだDEAD ENDが春のイベントで最後に「神猿」やったみたいなのと似てる（言い方も一緒だし長い曲なのも）進むにつれて、外は明るいけど冥界に吸い込まれるみたいな感じでした。
終わって退場してからも、次はROLLYさんと一緒なのでセットはそのままで、少しの間でも周りから「人間椅子すごい」って声が聞こえてきました。
ROLLY with 人間椅子
ROLLYさんが登場すると一段と歓声が上がります。カッコイイ！前にライブ見たのは5年くらい前だけど、変わらないしスタイルが良過ぎる。奇跡ですねー。まさにロックスターです。赤ラメのツナギを着ていらっしゃいました。ステージ下の端の方には、毛皮のマリーズの志摩さんがそれは嬉しそうな顔で見てました（笑）
まずは「HE IS SO FINE」からぐんぐん盛り上げていきます。ギターがなんて豪華なんでしょう！ROLLYさんが、今日は懐かしのすかんちのナンバーをやりますということで、「恋のミラクルサマー」夏ですねっ。あのすかんちの特徴的なシンセのキラキラピヨピヨした感じではなくて、人間椅子の濃くておもたーい音になってなんとも新鮮（笑）ほんとにシンセ入れなかったのですね。これはもう聴けないサウンドかも。「ROLLY with 人間椅子が聴けるのはここだけ！」とのことで。「恋のショック療法」これ大好きなんですけどー！なのにそれ以上に腰抜かしたのは、Shima-changのセリフ部分を和嶋さんが！！！まさにショックwww ほんと珍しいもの見せてくれてありがとう〜。
最後は有名な「恋のマジックポーション」も人間椅子と一緒でヘヴィさが増しててかっこ良かったです！ROLLYさんが人間椅子メンバーと握手して終わりました。
子供も拍手したりジャンプしたり、ノブさんのマネなのか懐中電灯とペットボトルを持ってしゃがんで床叩いてたりして（笑）楽しめました〜。
終わって人が下がって行くと「もう帰ろう」というので、しょうがないけどここでギブアップして、ちょっとまた芝生の広場で遊んでから夕焼けを見て、頭脳警察の演奏を聴きながら7時頃には帰りました。
出演時間がちょうどよかったので見られてラッキーでした。子供がぐずったら見られなかったかもしれないので。この後も続き、終わったのは0時を回ったそうです。これで人間椅子が後のほうの出番だったら見れなかった。次回は毛皮のマリーズ見たいですね〜。人間椅子は早くワンマンで見たいです！次は来月のノブ博です〜。
