（3/27 ルミネtheよしもと）
昨年、大阪で行われた大会のDVDを見てから、（ダイナマイト関西 ~全日本大喜利王決定トーナメント大会~ [DVD]）
次回大会があったら大阪に行きたい！と思っていたのだが、今年は東京でも大会があると聞いて、これはぜひ見なくてはと、運悪くシンセサイザーズのライブの日とばっちり被ってしまったのだが、涙をのんでD関を選んだのよ。どちらも貴重なんだけどね。それで行って来たのだが、それは想像してたよりずっと迫力があって面白かった。
試合結果や内容は、他の方が日記で書かれていましたので、そちらを拝見しながら振り返ります。id:kucingさん経由にて、saccoさんの日記より。（http://d.hatena.ne.jp/low_high/20050326）
オープニングで、マナーよく楽しんで下さいという木村さんの挨拶があり、それ通りに会場の雰囲気はとても良く、選手が書いている時は静かにして、面白ければ笑い、入退場時に拍手を送るという、熱く楽しい雰囲気で満ちていたと思う。
ルミネの客席の最前向かって左端が実況席となり、そこに出場者たち自身が出番でない時に交代で座ってプロレス風にヘッドマイクを付けて、実況する。ラジオのフリートーク風な感じもありとても面白い。これがあるとないとじゃかなり楽しさが違う。
ルールもよくできてると思う。*1つまり大喜利なのだけど、トーナメント形式で各選手が一対一で対決するというのに格闘技的な要素が入って、ポイント奪取というルールで取るか取られるかという緊張感があるとともに、出した回答が面白いと、それがカタルシスのように見てる者に爽快感がある。ケンドーコバヤシが1回戦で最後に連続してポイントを取って勝利した時は素晴らしかった。王者の風格を漂わせていた。
問題にも様々なパターンがあり、難しくて自分じゃ全然思いつかない。みな面白い回答をすぐさま出すところに、彼らの頭の回転の良さを感じさせた。考えている時はものすごいスピードで回っているのだろう。最も真剣な顔でかっこいい。ここからは軽く個々に感想を。
・お〜い！久馬ＶＳ井上聡
接戦でサドンデスに持ち込まれた。どちらも期待通りかさらに上回る回答のおもしろさ。ドラえもんのお題は井上有利だった。軽くモノマネ入ってたのに笑った。久さんはその後実況に出て、ボケ足りないのかボケまくり。怒る木村さん。久さんはける時に暗くて出口を間違えて壁にぶつかってたのを目撃（笑）いいもの見た。
・ヤナギブソンＶＳほっしゃん。
ほっしゃん。初参戦。回答が渋くいい味出しまくってた。ちょっとシュールで実況でも？マークが出てたことも（笑）ヤナギブソンは「リーダーが負けたのでがんばります」と。対してほっしゃん。は「うちはリーダーいないので…」
・ケンドーコバヤシＶＳ林克治
林は回答でもやはりサラリーマンキャラを通すのね（笑）ケンコバにこてんぱんにやられる。
・竹若元博ＶＳ木村明浩
木村から向かって選んだバッファロー吾郎対決。竹若優勢かと思われたが、問題チェンジで漫画ジャンルの問題に、木村が巻き返しサドンデスに。かっこよかった。
・井上聡ＶＳ吉田大吾
吉田はここで最年少ながら、井上を圧倒する回答をどんどん出して来た。今後も期待できそう。野球ネタが好きみたい。
・竹若元博ＶＳ西田幸治
お互い甲乙つけがたいくらいどの回答も面白く外しがない。ぎりぎりで竹若が勝ったが、西田の回答をもっと見たかった。
・ヤナギブソンＶＳ吉田大吾
「バーテンダーさんが困り果てた注文とは？ 」の問いに、お互いのキャラが全面に出たようなカクテル名が面白かった。実況で「同じ人が頼んでるんでしょうね〜」と言われてた。
・竹若元博ＶＳケンドーコバヤシ
こちらもどの回答も面白かった。「消火器の使用法の手順のどこかに１つ入れてさい」という題も、面白いの出そうだとわくわくさせる。
・ヤナギブソンＶＳ竹若元博
どちらも引かず、一進一退でどっちが勝つのかドキドキさせた。決勝戦らしい素晴らしい対決だった。追い込まれた竹若が、制限時間ギリギリになって出した回答でテンション上げて歌を即興で作り、ポイント取ったあとですごく照れてたのが良かった（笑）*2
司会としてレフェリー姿でずっと立ちっぱなしでがんばってたレイザーラモン住谷にも拍手。ここでは爽やかに素顔だったが、最後は顔だけサングラスと帽子でハードゲイキャラになって「大喜利フー！」で締めてた。*3私としては初の生でHGが見れてまた嬉しいおまけだった。木村さんが挨拶で、これを通過点として東京でもっと大きな会場で開催したいと話していた。座布団が舞うのが見たいので（笑）国技館を目標とのことで、ぜひ実現させて欲しいですね。
