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笑い飯単独ライブ「笑い飯のおもしろ近鉄ライブ〜東京〜」

(2/5 ルミネtheよしもと
昨年の笑い飯単独ライブはチケット取れなかったので、リベンジで念願の初見です。とはいうものの、漫才メインの芸人が単独でどうするのか予想できないので、フットの時に漫才は1本であと全部コントだったし。どんなものかなーと思ってみたら、内容は10分ほどの漫才が3本、またゲームコーナー2回と、ショートコントが1本。またコーナーの合間には、ステージの端で「走れメロス」の1シーンを外国人が演じていて、天の声で「笑い飯の漫才を見なさい」などと入るのがきっかけで次の転換をするようになっていた。最初の漫才では、哲夫がM1リターンズの公演の時に、優勝できなかったのでおわびに頭を丸刈りにしたのが東京で初めて発表になり、西田がわざと「誰や?!」と言って驚いてから、実は・・と哲夫が説明してた。でも丸刈りも似合ってると思う。西田の長髪はそのままで。できれば切って欲しくないな(笑)そのまま漫才に入り、どれも初めて見るネタで面白かった。ボケツッコミが交代で入れ替わるのがスタイルだが、順番を間違えてどっちが先か分からなくなって、あわあわしてしまうハプニングも(笑)その場で「手上げてからやるわ」と順番確認してた。テレビだったらまずいかもしれないけど、ライブだとそれも茶目っ気あって微笑ましかったな。色々なシチュエーションでやってたが、西田が大きく動くところが一番笑えるなー。窓から入ってくるナマハゲとか、ガムをポイ捨てすると飛んでくる妖精っていう発想が面白い。
ゲームコーナーでは、2人が交代で5択のモンタージュ福笑いを作り、できた顔に対して名前や職業や口癖などのプロフィールを即興で決めて、どちらが面白いか観客に決めてもらい、負けたほうが罰ゲームというもの。哲夫が負けて、1人で羽付けてサンバを踊らされることに。
それから大喜利コーナーでは、先にやった大阪公演では、サンバダンサーの女性に大喜利の答えを言わせるという企画をやったのだが、お金をかけたのに大スベリしてしまい。東京ではその様子をVTRで流してから説明して、じゃあ何をやろうか、と話し始めたところで、アナウンスが流れて「板尾です。ようこそルミネtheよしもとへ。」と!これは嬉しかった。東京だけのスペシャルですね。板尾さんから声の出演のみで、出題する30の質問にわざと間違えてテンポよく答えなければならないというルールを出された。途中で言葉に詰まるとダメ出しされて即交代で、答えが適当だと「手を抜いてはいけません」とまた交代。交代するとまた同じ質問を1番から出されるので、違う回答をしないとならない。これは厳しい。2人ともだんだん真剣な顔つきになってた。哲夫はどうしても途中でつまり、西田が最後の30問までクリアした。緊迫感あったね〜。
漫才もおもしろいけど、こういうゲームの時のちょっとした会話も楽しい。じゃんけんすると西田がボケて後だししたりして、ウケると哲夫が「お前だけボケてずるいわ!」と嫉妬したり、ボケの発想が「小4だわ」「いや小2だ」と言って2人でゲラゲラ笑ったりするのがいいですね。でもあえて言うと単独ライブとしては、まだ満足といえるものではないかな。漫才メインだと難しいのかもしれないけど。漫才以外の顔ももっと見たい。どっちかというと哲夫が進行する役割みたいで、その隣で西田が遊んでる感じですね。関西で始まったbaseトップ3の番組がおもしろそうなので見たいよ〜CSでやってくれないかな。