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ライブに行ってきました。

今回の新譜のジャケットが「ちんどん屋」の衣装なんですが、3人ともそのままの格好でライブをやってました。素敵だ〜!鈴木さんは普段と変わらず着流しですが、和嶋さんが女性ものの着物に時代劇の街娘のようなカツラをかぶってて(笑)でも鈴木さん曰く「おいらん」…おいらんかぁ?しかし、あの和嶋さんの女装は椎名林檎を越えたと思った(笑)
そしてマスヒロさんは黒人メイクに手品師のようなアメリカ国旗柄の帽子をかぶってました。「白塗りするビジュアル系はいるけど、黒塗りするビジュアル系はないよね(笑)」と鈴木さん。和嶋さんに対しては「腹が出てるビジュアル系はないよね」と(笑)
もちろん、人間椅子はビジュアル系じゃなくてHRバンドなのですが、ビジュアル系なんて言葉はまだない時代にデビューして、鈴木さんのねずみ男の奇妙な格好に最初はイロモノ扱いされたけど、活動を続けて行くうちにサウンドで高い評価を国内外で受けてきたんですよね。それなのに、10年以上経ってもこうしてアルバムを出すごとに企画して楽しませてくれるなんてなかなか出来ないです。媚びることなく、自分達で本当に楽しんでやっているんだなーと感じます。
人間椅子のメンバーは現在37歳くらいなのですが、ほんとにあっぱれです〜。音もやっぱり素晴らしくて大満足なライブでした。

さて、人間椅子が1995年に出したアルバム「踊る一寸法師」に「30歳」という曲が入ってます。それぞれメンバーが30歳の気持ちを交代に歌った曲です。当時のドラムの方は今のメンバーではないので、ライブでやる事は恐らくないと思うのですが。
初めて聴いた当時は、30歳なんてまだまだ〜なんて思ってたのですが、私もとうとう30歳になってしまいました。そんな今日も10年前と変わらずに人間椅子の新譜を聞けるとは、なんて幸せなのでしょう。
というわけで、私もそんな気持ちをひとつ替え歌にしてみました(笑)

ライブ通いに漫画描く青春〜
追っかけやめて結婚をして〜
落ち着くかと思ったら〜
やっぱりライブはやめられない〜
それが私の30歳、やがてあなたも30歳。

お粗末さまでした。
ここ最近は体力的な問題もあって、だいたい後ろのほうで見ていて余裕があったんですけど、今回の会場はかなり狭いところで、どこに居てもぎゅうづめだったので、本当に久々におしくらまんじゅう状態でのってました。それで、パワステで筋少を見ていた頃の事を思い出して、パワステの筋少はすごく激しかったなぁ〜と。その場をキープするのに必死でした。そしてパワステのあの風景はもう記憶の中でしかないんだなと、ふと懐かしくも寂しく思いました。