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映画DVD「メタル〜ヘッドバンガーズ・ジャーニー〜」本編全部見た

ツェッペリンとも遊んだわ」という元祖ファック隊みたいなおばちゃんにもインタビューしていた。グルーピーというと露出が多いものだと思ったが、(80年代のLAメタルブームのグルーピー写真はそう)この人の当時の写真がセクシー系じゃなくてロリータ系だった。non-noの表紙みたいなさぁ〜。「私に娘ができてもやらせるわ」とか言ってたwえー。
映画全体のテーマが、メタルは何故世間から忌み嫌われているのか?という理由を探る旅なので、宗教に反するテーマについては、
その地域や国の文化と深く関わっているようです。欧米ではキリスト教の人がほとんどの国が多く、反発してメタルバンドが出てきたというのは、日本の文化ではありえないなーと思った。漫画DMCがネタにしている元もなんとなくわかって面白かった。
過激なショーを70年代に初めてやったアリス・クーパーが素敵なおじちゃんでした。インタビュー中に映画「スパイナル・タップ」を例に出して、ノルウェーのメタルバンド雑誌が面白いらしく、過激さを競い合っていて、「おいこれ見ろよ!ワハハー」という感じでバカウケして読んでるんだそうです。やはりオーケンの言う通り「スパイナル・タップ」はバンドマンの間でよく知られてるんですね。
私自身もあまり知らないし、身近にメタラーがいないのでよく知らないのですが、アメリカやイギリスやドイツのほうが、日本よりもメタルファンが多いのかなー(割合として)それとも同じようなものなのかな。殺人事件とかでマスコミからやりだまに挙げられるのは、アメリカではマリリンマンソンとかデスメタルとかだそうですが、日本ではゲームとかエロ同人誌とかのほうだろうし。
でも、ちょっと検索してみると、この映画を見た感想のブログは40代前後の方のようですが、Q&Aコミュニティでは10代でメタル聴いてる人もけっこういるようでした。映画の中にも10代の少年少女が出てきて、気が弱そうなのだけどメタルを聴くと目を輝かせて、メタルからパワーをもらえるのだと語っていました。
メタルの歴史本で読んだ内容が映像で体験できたのが良かったです。それに監督が真面目で人柄の良さが伺えました。特典ディスクは見始めたところなのだけど、雑誌やネットで見て日本のバンドもいっぱい知っているそうです。人間椅子も知ってるのかな?
今度またDVD化される次作「グローバル・メタル」もぜひ見たいです。