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姑獲鳥の夏

公開日に近所の映画館にいってきました。原作は読んでたけど、そんなに強い思い入れはないほうなので、映画もどんな感じになるか楽しみでした。どっちかというと陰陽座から先に聞いたのをきっかけで小説読んだぐらいなので。普通逆だー。
それで映画では、映像化すると目眩坂ってこんなんか〜と関心したり。猫がかわいくてうっとりとか。あとはちょっとネタばれっぽいので
監督さんが、以前は乱歩の作品を映画化した方だそうで、以前に見たことがある作品と同様に、全体的に薄暗く湿ったような感じの屋敷の雰囲気とかが私の好みでした。キャストは関口役の永瀬さんがまさに「猿」って雰囲気出してていい感じ。京極堂役の堤さんはなで肩だな〜と思ったり(笑)木場修役の宮迫もガタイ良くてはまってると思った。榎木津役の阿部さんもインパクト強くて素敵でした。もっと見たかった(笑)しいていうなら衣装がもっとハデでもいいかも。それから、メインの人しか事前情報を知らなかったので、脇役に松尾スズキ氏と、チョイ役だけど荒川良々が出ていていい味出してたから嬉しかった。マギーさんもちょこっと出てたし。あと、水木しげる役の作者の格好が次課長河本のネタなのが思い出して可笑しかった(笑)河本でも良かったか(笑)最後のシーンは水木しげる(役)が出てきて一言だったら面白かったとか思ったり(笑)
話はどうしても原作からすると途中がすぽっと抜けてたりしてしまうんだけど、それは元が長いのでしょうがない。それでも、一緒に見た原作知らない夫からすると2時間ちょいは「長いー」と思ったそうです。続編をもしやるとしたら前後編に別れちゃったりして。映画で2時間でまとめるのが厳しそうなら連続ドラマでもいいなーと思う。