オープニングトークでは、北海道のある中学校の先生から「生徒が『伊集院光新聞』という名前を付けて作っているので、色紙をいただけないでしょうか」という内容の手紙をもらったとのこと。たまたま札幌に仕事の用事があったので、じゃあついでに寄ってみるかと、アポなしで突然行ってびっくりさせようと思って向かったとのこと。普段ならそんな事する性格じゃないのだが、その理由は都会に嫌気がさしたからって(笑)その話が面白かった。構成の渡辺君とロイホで話していたら、自分達の後ろに女性2人が恋愛の相談をしていて、女性誌の見出しみたいな事を真剣に話してたと、どうやら1人が指導して1人が聞いてるらしく、伊集院は後ろ向きなので見えないから渡辺君に見てもらったら、その指導してる師匠の姿が「『おそなえ』だよ」という。その表現がいい(笑)それから話が気になって、逐一実況して紙に書いて、前で聞こえない渡辺君に伝えていたので、それだけ集めたら1冊本になるくらいボリュームがあるという。それ見てみたい。「ミラクルタイプ」の恋愛マニュアル女みたいなんだろうな(笑)男子なら中学生時代に童貞なんだけどエロ師匠みたいな友達が居たという話も面白かった。
それで北海道の話に戻り、中学校がある所が北海道内でも特に寒い所だったらしく、「寒いというより痛い」と。雪でバス停が埋もれてるとか、バスで近くまで降ろしてもらっても雪で道が分らないとか。そんな所急に行くなんてへたしたら死んでるよー。学校で歓迎されないんじゃないかと私も聞きながら不安だったけど、暖かく歓迎してもらったらしく、全校でも30人ぐらいなのでいきなり授業を中止してお話会を開かれたと。しかしその地域がラジオが入らないのでリスナーが居ないことが判明し、テレビの穏やかな伊集院だと5分くらいしか持たないと(笑)結局、生徒に質問して「将来何になりたい?」と聞いてもみんな地元で公務員だったりとか盛り上がらず、でも都会の子供と違ってみんな純朴で心暖まったと言ってた。ちょっといい話。NHKで見てみたいような。
新コーナーでは、田代32のお笑いファンド。あるあるネタの投稿を紹介して、田代32がいくらで入札するかで進められる。「おばあちゃんのお骨は落雁みたいだよね」とかはまあまあ。それほどでもないネタでも、進め方と伊集院のつっこみがあるから面白い。入札するのがボタンを押すとサンプリングされた声が出るようになってるが、「いりません」という田代32の声がいい感じだなぁと思った。