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今日は夏休み。夜中にエアコンタイマー切れたら暑くて目覚めてまたつけて、それからなかなか寝付けずで明け方近くに寝て7時前くらいに起きた。家でエアコンつけてても寒すぎて上着羽織るけど、またしばらくするとあったかくなって脱ぐ、の繰り返し。エアコンは自動なので何も変えていない。雷雨来るのかなぁーと思ってたけど昼間のうちはこなかったので良かった。シーツ干せた。
キャンペーンで作ったJREバンクに3万入れてたの思い出して、引き出そうと思ったけどビューカード使わなくって引き落としが来月までなかったからATM利用料が0にならなくって、0にするにはJR駅まで行かないとならんのだがJR駅に行くのに交通費かかるから、結局お金かかるじゃんって思った。それで久々に甘いもの食べたいしってコメダ行こうとしたのだが、電車に乗ってからJREのキャッシュカード持ってくるの忘れたのに気づいたし、暗証番号覚えてないし番号メモを家に置いてきたので積んだ。がっくり。これだから口座むやみに作って使わんのダメだ。
でもコメダは行きたかったから諦めて行ってきた。少し待ったけど1人だから入れた。しばらくほっといた電子書籍の小説をやっと読み切ったんだけど、かなりかかった。古い小説なんだけど現在で映像化とかしてたら長く読まされて最後これだと、ネット炎上かもって思った。
私が学生のときにはまってた作家で、すでに亡くなっていてたくさん作品があっていろいろ読んだが、この長編だけは手に入らなくてあっても全集で値段が高くて図書館もなかったので諦めてたけど、近年電子化されて安く買うことができたから読めたんだけど、あらすじとかも調べたことなかったから読んだらタイトルで想像してたのとだいぶ違ってた。今読むとまあ主人公がうだつのあがらん作家の男でタイプが違う美女2人に好かれてどっちつかず、っていう昔ながらの男性向け作品のテーマだった。戦後すぐの時代で美女2人のうち1人は芸術家でミステリアス、もう1人はお嬢様でおっとり、みたいなやつで、なんでか主人公と3人で住んでる。美女2人は仲良しになるけど、男をめぐって争うんじゃなくって男が好きなのは自分じゃなくてもう一人のほうだから、男に好きって言われてもあなたが好きなのは私じゃなくてあの子でしょって突き放すくせに、なんかそれぞれが男と2人きりになるといい感じになるのに、いざ美女のほうからぐっとくると男が遠慮して苦悩するみたいなやつでイラっとくるやつ。それで物語の冒頭で美女2人が家出して、美女Aの故郷広島で2人が服毒心中して1人死にました、っていうのが男のところに電報がくるので、どっちが死んだんだよって男が夜行にのって東京から向かうのがめっちゃ時間かかってそれぞれの回想とか男の書いた美女をモデルにした小説とか男の妄想とか芸術家美女は原爆から生き延びたので苦悩とかたくさんあって長くて、把握しきれない。
それで最後どっちが死んだんだよって結論なんだけど、別に古い話だしネタバレも何も無いので結論言うけど、どっちかが死んだルートを2つ出しといて、結果ルート3つめの連絡がきたときは1人死んで1人まだ生きてたけど、到着したときにもう1人も死んだ、男は俺は2人から愛されていたのだ~俺は小説に書くことで死んだ彼女たちの人生をどうこう、みたいに浸って終わる的な感じであった。映像化とかないだろうけどこの先若い子がこれを読んだりするのだろうか。安易にどっちかの美女とくっついて終わりじゃないのは、やっぱり自分的には納得する。だがもし現代で漫画連載とかされて美女2人が魅力的でどっち派とかになって盛り上がったりしたような状況だったら、どっちが生きてるのかとこれだけひっぱっといて最後は美女2人死んだエンドかよってなると炎上しそうだなっておもった。