counter

森三中コントライブ2004「本当にさらにやばい状況 10月」

(10/12 新宿シアター・モリエール
痛いのをおして行ってきました。記憶力はかなり抜けてます。でも笑ってる時は楽しくて痛いのも忘れるので、やっぱり行って良かった。今年の3回単独ライブのシリーズで最終回でした。
最初は3人がステージに正座して並び、「森三中1問1答」天の声の質問に3人がそれぞれ答えるというもの。「インパルスの堤下君が嫌いって本当ですか?」って質問が可笑しかった。きっぱり「嫌いです」と3人とも言うのだけど、ちゃんとエンディングでフォローしてた(笑)仲がいいそうです。
・「もうひとつの西遊記」
3人とも八戒なのだ(笑)ケンカしながら天じくを目指す3人。そこに現れた敵役は男性ゲストの若手芸人。腰にバターを付けている。八戒は腰にパンを付けている。「ベストマッチングじゃねぇか」そして取り合いのケンカが始まるのだった。
・「立ちshonのお京のマネージャー」
吉本所属、芸歴22年ピン芸人の「立ちshonのお京」(大島)初めてTV出演の依頼があり、何故か最近女マネージャーが2人つくことになった。先輩マネージャー(村上)から任された後輩(黒沢)が、明日の予定が急に変更になるのをお京にうまく伝えられず、電話で先輩からの強引な指示とで板挟みになり…
このコントが一番面白かった。村上が妙な関西弁なのに出身は江戸川区という設定で、はきはき話したり怒るところがリアルでぞくっとした。こういう人苦手だ〜と思ったり、黒沢は気弱で適当に流す性格の女で、困った顔をしながら営業用の喋りをする様子が面白かった。オチもブラックな感じで好き。
・「プッシー・デビル(タイトル忘れ)」
初期のXみたいな感じのメタルバンドを黒沢(ボーカル)大島(ベース)が演じて、村上は追っかけの女で黒レースのワンピースを着てて可愛い(笑)男芸人が女装するより本物に近いからね。「ライブのことは、『破滅』って呼ぶのよ!」熱狂的にパフォーマンスするバンド。黒沢が飴の袋をやぶいてぶちまけて、「ビキビキビッキーズ!」って最高だ(笑)村上がヘドバンしたら完璧だったな。
・(タイトル忘れ)お父さんと娘のコント
ある田舎のコンビニに旅行で初めて立ち寄った村上。レジにぼーっと立っている娘(黒沢)は何も動こうとしない。「すいません、誰かいませんか」と呼ぶと、奥からオヤジ(大島)が出てくるが、手にはワンカップを持っている。あちゃーという顔をする村上。オヤジは娘を褒めるだけで全然会計が進まない。最後にあっと驚くどんでん返しのオチが面白かった。
・「best shot!」
今日は合コンよ!気合い入れて集まった3人、でもまだ朝よ。あと半日もあるから、プリクラ撮りに行きましょう。はいチーズ。3、2、1、スクリーンに写真が映し出されます。村上がピンクの服で可愛いポーズをとるので、MEGUMIっぽく見える(笑)大島のオバQメイクが「見かたによっては井上和香」っていうのが笑った。
最後のコーナーは、「ボツコントキャラクター集」で、色々なネタが次々出て来た。村上の「掃除のおばさん」が面白かった。ジェスチャーで秘宝館にあるような銅像をふきふきするのだ(笑)「本日のスペシャルゲスト」で安田大サーカスのマネをして、大島はクロちゃん、村上がヒロでペットボトル一気のみはミニサイズを使ってた(笑)黒沢の団長はちゃんとふんどし着用してました。黒沢&大島のデュオで1発ギャグシリーズ、「新婚2年目美幸のポエム」は、「アイラブユー、オサム」で吹き出してたのが可愛い。エンディングのフリートークで実はポエムは黒沢が考えてたとのことでした。
今回はコントの合間の映像は、3人が体操服で競争する「食べリンピック」顔に置いたコーヒーゼリーを手で使わず食べたり、椅子に仰向けで寝転んで、床にある熱々のうどんを食べたり。顔が汚れてぐちゃぐちゃになっても根性で続ける3人の芸人魂に恐れ入った(笑)