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1960〜70年代日本のフォーク・ロックアルバム紹介本

昭和フォーク&ロック音楽堂

1960〜70年代の、GSブーム以降のフォークソング、ロックから、ニューミュージックと言われるぐらいまでのアルバムをピックアップして紹介されています。全カラーで紙質が厚いので保存版だと思うが、ハードカバーでないのは少し残念かも。
オーケンが中学の頃に貸しレコードで聞いたという頭脳警察、またソロアルバムなどでカバーしたり影響を受けている、遠藤賢司、早川義夫などのフォークソング歌手の活動の片鱗を知る事ができた。
YMOが結成された流れもなんとなく把握できた。
この中にサニーデイサービスがぽこっと入っている。いきなり新しめの印象だけど、もう10年前だ。なんでも、もっとも昭和のフォークソングの流れを濃く受け継がれてるからだそうです。
ユーミン、サザンはあるが、オフコースがないのがちょっと不思議に思った。著者の趣味かな。
私の場合は、小学生の頃聴いてたのはユーミン、井上陽水オフコースだった。
CAROLが入ってるのだが、そこで当時の「日本語ロック論争」が吹っ飛んだと解説されている。私はこのアルバムLPで持っていて、買ったのは小学6年でチェッカーズが好きになって、影響を受けたのがCAROLだといってたから買ったのね。たしかに分かったが、でもそっちの方面はそんなにはまらなかった。アメリカのオールディーズとかね。ここでロックは不良っぽいイメージがついた。もしここでプログレ知ってたら違ってたのになぁ〜とか思った。