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図解出版業界ハンドブック 読みました。


こんどは、出版業界入門編です。
出版社をめざす学生向けですが、本好きとか、本を出すのに興味がある人は読んでそんはありません。
私はけっこう雑誌ウォッチ好きで、本屋やコンビニに行ったら雑誌チェック。電車の中吊りで広告チェックは欠かしません。見出しで新用語を作ってる雑誌なんかは面白いですよね。
初めて見る本や雑誌なら、出版社をチェックしてどこが出してるのかなーと見ます。それぞれ特徴やカラーがありますから。
この本では、まず出版社の規模、雑誌の売り上げ数や、社員数、初任給までデータが出てます。ネットや映画への展開にも触れてます。作家やライターの印税についても詳しく書いてあった。オーケンの本はどれだけ売れてるのかね。
それから本制作から販売までのシステムを紹介して、いくつかの雑誌編集部の仕事内容を紹介しています。
本の最後にあるコラムで、編集者が昔の思い出を語っているところが面白かった。もと女性自身の編集長だったそうで、現在は80過ぎのおじいさん。だいぶ昔なので、三島由紀夫の思い出とかw作家が浮気しまくってる現場に原稿取りいくとか。出版社の歴史についても書かれていて、小学生向け雑誌を出した2社が「血みどろの戦い」とか書かれてたりして気になるw