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「LOVE」発売直前&配信開始シンクロニシティ@吉祥寺Star Pine’s Cafe


昨晩日付変わってから配信されたようで、その前に寝てしまっていたので今朝起きて朝の用事済ませてから準備整えて聴きました。
配信だと盤と違って受け取るタイミングのずれがほぼないから、すぐ聴いたファンの皆さんの感想が見れる。
ただ1ヶ月前の先行配信だから、配信では買わないポリシーの方もいるし、逆に配信で買うから盤は買わないファンもいる。
配信が先だと先に聴けるから、CDで買う人にとってはデメリットがある。ファンは両方買うでしょうというのもあるけど考え方でそうとは限らない。先に聴きたいから配信で買うけど、CDはブックレットと特典があるからCDも欲しい。どっちも買わせるのは無駄だし、コアファンから絞るつもりなんですね的な嫌味をいう人もいる。
できれば自分もCDだけで済むならそうしておきたかったけども、1ヶ月早く音源が手に入るという権利のための課金だと私は思う。
来週ライブもあるし。
その後オーケンが弾き語りのMCでこの件について、俺は配信ではやり方知らないし買ったことないけど、キングクリムゾンやツェッペリンの同じ音源をLPからCDから(リマスターやらボックスやら何やら)何度も買っているので、それに比べれば大したことない的な話をしていて、洋楽好きおじさんあるある。YMOもそうだしなー

1曲目が音飛びしてるっていう報告が出てたので、自分も確認してみたらなってて、どうやらiTunes側の問題だったらしい。
午後にMacでダウンロードしたら問題出てなかったので直したようだった。


橘高さんがライブの最初にMCで話してくれた。やはり配信直後に気づいて夜中の2時から対応に追われたらしい。怒るでしかしー!ってやっさんのマネ(お客さん反応の薄さに焦るふーみん)

昼間にアルバム聴いて、先週オーケンの新曲視聴会であと2曲はあえて披露しなかったのでやっと初めて聴けた。ベニスに死すがインストで、うっちー曲であった。そして最後の曲から最初につなげてる仕掛けも判明して、こういうアルバム単位でコンセプト的に作りこむところが好きだし、アルバムを通しで聴いた時のバランスとか統一感を考えている。
ふーみんがMCで、おいちゃんと内田と俺で3人が作曲もアレンジもするからそれぞれ曲の特徴はバラバラだけども、大槻がそれをまとめているって話をしていた。うっちーの曲が今回は復活後1枚あたり最多ではないかな。ふーみんが、内田の持って来たデモ聞いて「勝った!」って思った(何と戦ってるんだよっ!)と高速セルフツッコミ。

台風接近してるのでスーパーで保存できる食材中心に買い込んできてから吉祥寺に出かける。スタパ久々で、ヨドバシの付近だったよなと思って人が集まってるからそこかなと思ったらポケGOやっててうっかり間違った。
番号がだいぶ後の方で、入れたらもう席がなくてずっと立ち見だったのが足がしんどかった。

最初においちゃんとふーみんユニットから。テクノの巨匠と弾き語り先輩のために俺たちが場をあっためますんで!ってふーみんが説明して、のっけから飛ばしていく。おいちゃんの歌う「君よ俺で変われ!」が聴けて嬉しい。ふーみんがさっそく「愛は陽炎」を披露してくれた。ふーみんが歌うのもかっこいい!その後オーケンがこの曲できったかくんが歌うほうが定番化して「おわかりいただけただろうか」現象が起きたりしてって言ってた。おいちゃんもこないだドリキャスでやった「喝采よ!喝采よ!」を情熱的に歌ってかっこいい。あっというまに最後になってしまい「アデイインザライフ」が二人のラスト曲定番って感じなのも嬉しいな。

転換はいったんはけずに呼び込みトークで、うっちーを呼び込んで転換中にトークする。うっちーが関心して「情念フォークだね」って言ってて、ふーみんは筋少曲はバンドとまた違って二人で歌うとチャゲアスみたい。どっちが飛鳥?って言ってた。エレアコ弾きまくりなのがすごい。
機材は置いてあったからすぐに準備できて、うっちーテクノをピコピコやりますっていうことで、いったんうっちー一人ではけてBGM流してゆるっと登場する。もううっちーらしさ炸裂してる。シンクロニシティは偶然に起きたことに意味があるっていうことだけど、これは仕組まれたシンクロニシティですねと。
うっちーテクノアレンジの星の夜のボートやってから、次にプロコルハルムの青い影っていう有名な曲を紹介してから、これをやりたいと2年前に作ってた「香菜、頭をよくしてあげよう」をまんま似せてるアレンジで途中まで作ったところで「これはおかしい」と思ってやめたとか。青い頭をよくしてあげようでしたー。
新曲からインスト曲の「ベニスへ死す〜LOVE」をテクノアレンジで披露。うっちーは曲作りのときにブックオフで「ベニスへ死す」のDVDを買ってきて(なんでそのチョイスと思った)陰鬱な感じの曲を作ろうとして作ったインストだからということでタイトルそのまま採用だったんですね。そんで映画の内容が「今でいうところの腐女子聖典みたいなー」でびっくりした(笑)うっちーがそのワードを言うとはー。んでエディがそれを知って「ホモの映画じゃん」って言われたけどそのまま直接すぎてでもそうですってうっちー。自分も最近まで内容知らなかったんだけどタイトルだけ有名で。なんだっていうと黄金の風はまったからギアッチョが指摘してたもんで、なんか調べてあらすじ知ってそんな内容だったんかーと知ったわけで。美少年同士の恋愛じゃあなくって、ただベニスに訪れた作家のおじさんが美少年を追っかけるストーカーみたいになって病気で死ぬっていう話らしい。
内山田洋とクールファイブふうの「少女の王国」すっかり定番化してる。でも歌詞をすごく間違えててオーケンより間違ってたw
そんでうっちーテクノおなじみのあれもってこーいでみーやんさんが光る棒もってきてつけて、ミラーボールつけてくださーいって照明が青っぽくなって「魅せられて」おなじみヒット曲うっちーアレンジ。ピンクの棒もって降ったり絡んだりしながら前に出て盛り上がった。珍しく白半袖シャツにメガネなのもあってセクシーなうっちーだった。

最後の曲でしたーとうっちー、扇子で扇ぎながらオーケン呼び込む。おーけんが「うぐいす谷」が大ヒットしたら妄想で、ドリフが昔バンドだったように筋少もテレビでSMAPみたいに人気になってバラエティやって(どっちかというとTOKIO的だけど)
バンドだったことを知らない人が内田さんって昔はどうだったと検索したら、電子音楽やってて余計わかんなくなるっていうオチが面白かった。あとNHKに出るので昔にオーディションに出てカラオケでオーケンだけこれでいいのだ歌ったって話(これは前よく聞いた)紅白に出るからまたオーディション受けさせられても、俺らロックだから本番だけ「うぐいす谷」やりますっていうとか。
オーケンがうぐいす谷でヒットして大儲けしたらみんなにビル1棟買いますよ!って言い出し、それに電子音楽の部屋を作ろうとか妄想が広がっていた。
オーケン弾き語りでは新曲を中心に、オーケンアレンジの「愛は陽炎」「ボーンインうぐいす谷」「喝采よ!喝采よ!」「ドンマイ酒場」を披露した。ドンマイ酒場のコント部分はオーケンが全部やるので少し簡単に変えられてた。筋少ライブでは音源でどう再現するのかどうか。
最後にステージに全員揃って、オーケンが高円寺のほほんのゲストにえんそくのぶうくんが決まってるけど、アルバムリリースの宣伝もあるし3人きてくれないかとその場でオファーするもふーみんが「俺毎年出てるよ!5年目だよ!」って興奮してつっこむので隣のうっちーが「うるさいよー」とひいたり、話してる時に後ろ向いてビャックショイ!ってくしゃみするのかわいい。
この時期毎年アルバム出た直後でプロモーション時期なんですよね。
オーケンが弾き語りの合間のMCで、今台風が近づいてて週末の中野区イベントにブル中野さんとトークするのがなくなってしまいましたという話から、今後もこういうことでライブができなくなるかもしれない。また年齢的にもメンバーの体調がどうなるかわからない。本当に1回1回が貴重ですよ、だから全部来てくださいね。って言ってた。すごく重みがある。すごくわかるし全部行きたい。ほんとに無事にライブができることが貴重だ。
4人揃って笑顔でわちゃわちゃとしてステージにたってるのが嬉しくて、よかったなーと思う。ふーみんがおじいちゃんになったことは触れなったが(止められたのか?)じーさんはいい塩梅をギター2人の演奏で歌って、最後は4人そろってカラオケで「また会う日まで」なのがほんと筋少だしメンバー同世代だよなーって思う。バンドを続けられるってことが奇跡的だ。

メンバー同士の信頼感を感じるし、新曲はまたさすがとう高いクオリティと安定の演奏とアレンジと新しかったり展開したりする驚きなど楽しめる。ただプロモーションとワンマン以外のライブでいうと、今回もコアファンでもチケット取れなかったりとかコアファン以外には分かりにくかったり、ファンの内輪ネタがあって入り込みにくかったりする気がする。今度もスーパーのほほんはオーケンなら絶対行くというファンだけでもかなりいるので毎回即売り切れてしまうので、筋少のプロモーションだからという目的だと広がりにくいと思う。チケはこれが発表されてすぐに残りわずかだったので買えたから良かったけど。
コアファンでも行き届かなかったりするのを改善するのと、東京だけじゃなくて他の地方のファンとかにも届けて楽しめて興味もってもらうようなコンテンツとかプロモーション、動画サイトの更新もどんどんやってほしい。うっちーとおいちゃんがうぐいす谷のMVでふざけて踊ったのがボツになったそうで、それをアップしてくれるとふーみんが言ってくれたので期待している。