オープンが11:45で早かったので、スーパーヒーロータイム見終わって余韻に浸る暇もなく慌てて支度して出発する。雨が降ってきたが渋谷ついたらまだ降ってない。
ここはオーケン弾き語りでも前に来た。入場がエレベーターしかないし混んでるから時間押すし、番号あとの方で立ち見になったしで始まる前はだいぶ億劫がってたが、始まってしまえばもうニコニコ。客席後ろから入場してきておいちゃんが近くを通るっていうサプライズから。
ふーみんおいちゃん弾き語りのツアーファイナルでした！渋谷ならではの思い出トークもいっぱい。素晴らしい演奏と歌の幸せな空間でした。次のツアー待ってます。
阿佐ヶ谷から始まって各地回って７回目でツアーファイナル。終わる頃にはこなれてると思うと言ってたが結局こなれなかったねーとは二人が言ってたが、そこはさすがで、昨日も横浜であって夜だったし朝早くから出たはずで慌ただしかったと思うのに、声の伸びがすごかったし感情入りまくってたし、二人の相乗効果っていうかコンビ感の絶妙さが完成しまくっててすごかった。特にふーみんの「週替わり」と、おいちゃんの「生きてあげようかな」が素晴らしくて良かったなー。インストの「奇術師」は息をのむ感じで聴き入って世界が広がって演奏終わった時の拍手と二人のベストな笑顔。
そして話が楽しくて止まらない。１曲やってから渋谷の思い出話をしだしたふーみんが止まらずに、リハの時においちゃんと続けて３曲MCなしでやろうって言ったのにと。ビルの７Fで窓から外のラブホ街が見えるところだから、前も何度か聞いた話だけど中学がこの辺で通学路だったとか、デビュー前にラブホの清掃バイトをしてたとか。そこからまた掃除した時の話が展開する。
そしてヤマハ渋谷店の中高生バンド合戦の思い出話。ここで16、17歳の頃出会った。ふーみんが「今からこの世の真理を言うね」ってキメたのがかっこいい。筋少にふーみん加入して今に至るってことを「ベストギタリスト賞がベストパフォーマンス賞に吸収合併されます」と表現するっていう、これがドラマティックだよなーと思う。
それから筋少はあれこれあって、40過ぎてオーケンがギターやって弾き語りするようになって、影響されてふーみんとおいちゃんがやるようになって、うっちーもテクノソロをやりだして、そうして30周年になった筋少がまた集まって新しく進むんだっていう感じが素敵だと思った。
ユニット名をどうするかトークで、おいちゃんが川口のライブのあとに時間があったから妄想が止まらなくって、「DOG（仮）」で犬にまつわるアルバムタイトルの構想と活動経緯を話すのがバンドあるあるで、オリジナル曲やってないのにあたかもオリジナルを出してる設定で、主催フェスを開催するところまで広がるの笑った。もう80年代から今までバンドシーンを見てきた二人ならではのロックバンドあるあるトークは、ぜひ文章か映像化して見てほしい（笑）アルバムジャケットのデザインまで想像してるのが最高。
DOG（仮）のアルバムは、DOG1、DOG RUNと続いて3枚目がフランスのオープンカフェでお洒落なDOG CAFEを出したところでファンからツイッターで叩かれるって流れ。そこからメンバーの衝突があってDOG FIGHT その後何だっけ？
— るみね＊0907恩讐の彼方EAST (@ks_lumine) 2018年5月13日
自分の記憶ではこれだけだったが、リプライでCAFEのあとにBOW WOWがあったって教えて貰った（笑）
最後がアデイインザライフで終わるのがすごい好き。ふーみんは最後の方でもう終わるのさみしいって言ってて可愛い。
筋少じゃ行けない地方に行きたいって話から、昔はふーみんがアルージュでデビューしたばかりの時だったか、新潟の奥地のお祭りに出されて、地元のヤンキーしか見てなくてツイストして乗ってたって話しとか、おいちゃんは有頂天をやめたあとに秦野さんとかとやってたゴーゴーボーイズのときに夏のスキー場でライブに行かされて観客ゼロだったっていう「闇歴史」があったって、その話は初耳だったかも。二人とも苦労されたんだなーって、そういうのがあって今があるのにしみじみと感激だった。
終わって外に出たら大雨だったので、急いで帰る。タワレコの露伴先生フェアみたかったけど諦めた。
もう雨がずっとひどくてやまなくってうっとおしくってまいった。でも足りない食材とかあって仕方なく買い出し。
レコーダーが元に戻ってほっとしたが、またいつおかしくなるかと思うと不安だ。調べたら買ったの2015年でわりと安い値段で買ってた（アマゾンで買ったから履歴があった）買い換えるとなると今よりも少しスペックがいい3チューナー1TBは欲しいので、そうなると少し高いので悩んでしまう。どんどん新しいのが出るし、前のモデルが値下がりするとすぐ売り切れるしで。
