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橘高さん自伝を読んで振り返る

筋少の自伝をまた読み直しているのですが、橘高さんのところでまた泣きそうになります。事情によりこれまで明かせなかった血液型はA型だそうです。オーケンは不明説あるけどB型でいいのかな?内田さんはA型、本城さんはABなので、O型のいないバンドになりました。
橘高さんが加入から活動休止のときまで、気にしていたこと(オーケンの人気に付属しているだけでバンドの一員として認められていないのではないかというようなこと)が、私が思ってた以上だったので衝撃というか切ないというか。それは加入当初だけでその後認められたと思っていたから。実際そうだけど、橘高さんはそうは思わなくてずっと気にしていたんですよね。ナゴムにも入れないし、メタル村にも属せずに孤独を感じていたという。
私の記憶では、「月光蟲」リリース後にメタル好きのファンが増えたので、当時のFC会報の人気曲ランキングで「イワンのばか」がトップだったんですね。
それでXファンと聖飢魔IIファンが筋少もかけもちするケースが増えた印象です。それまでは有頂天と筋少のかけもちが主流だったんだけど、そっち派はかなり電気グルーヴに流れた(笑)でもオーケンファンは多数だった。自伝でグルーピーの話題が出てくるが、私は見た記憶がない。橘高さんのファンに対するスタンスは、ステージを降りた姿は見ないでというものだったし、その点は気になってたんだけども、当時はとても危うげでいつ居なくなってしまわないかと不安だったので、出来る限り見ておきたくて追っかけてた。見るだけで話したことは全くといっていい程なかったけど。
それで、私は可愛くないというコンプレックスもあったし、橘高さんファンはみんなメタルギャルで、ファッションも露出高いメタル系で、そういう子が橘高さん(オーケンも)好きだったのだけど、私はメタルに詳しくないし、ファッションも違うし、無理してやろうとした事もあったけど、太ってて似合わなくて、橘高さんファンになれないと思って辛かった。たいした事無いけど将来に希望が持てなかったから、何かに属したり依存したかったのだと思う。別に誰ファンって決めて枠にはめなくていいのにね。だからそう思うと、筋少ファンだからこうでなきゃみたいな事を拘る必要もないってことですね。