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雨宮処凛の「オールニートニッポン」(ゲスト:大槻ケンヂ)

オーケンがゲストで載っているそうなので、さっそく読みました。
本はネットラジオの収録がそのまま対談集となっているものです。ニートの人たちでニートの人のためのネットラジオを立ち上げたのだそうです。
雨宮さんが、オーケンと話せたことで感激して、もっと若い時に会えてたら自殺未遂しなかったのにと言ってて、すごく好きなんだなーと思いました。オーケンに影響を受けて育った若者として、話ができるのはすごいことですよね。
対談は去年のもので、オーケンはバンドブームの時に女性からストーカーに合うことが少なくなかったが、最近でもあるんだそうで、それもファンも年齢が上がっているから「抱いて下さい!」って同じこと言われるが重みが違うとか…これは苦笑い。
オーケンはニートやひきこもりの憧れとして紹介されていましたが、ほんとにそうなのかしら?バンドを初めたあと、学校を出て就職せず、バイトもすぐにクビになり仕事が無かった頃のことを話してました。ネットラジオと同時にチャットもやっていて、リスナーから質問などが入るのがリアリティありました。
オーケンはバンドマンの立場からバンドブームの小説を書いたけど、当時追っかけてた女性の側から書いたのは雨宮さん以外にいないのでは?ということで、雨宮さんが言うには追っかけを上がると結婚して夫には内緒にして生活している人がほとんどとか。それで離婚すると戻ってくるが、同じロックバンドとは限らないと(笑)ジャニーズとか俳優さんとかね、追っかけが好きで対象が変わることはよくある話で。雨宮さんがそれを「改宗」っていうんですよと言ったのが、元バンギャならでは出てくる言葉だなと思って面白かった。


他の対談では、ひきこもりならぬ「外こもり」で世界を放浪した人とか、ニートの支援を行っているNPO団体の代表の方とかと一緒に、ニートや労働問題を語っています。
よく自己責任というけれど、自己責任なら自殺しても仕方ないのかといったら、私は違うと思うんです。
勝間さんの「グーグル化」の本に書いてあった、「賢い人が賢くない人からお金を取る時代」っていうのがそのままで、それはある意味悪いことではないけれど、でも搾取して儲けて、取られた人が生命に関わるような状態になる事実を聞くと、どこかおかしいと思います。
年長者で権力のある人が、ニートや低賃金のフリーターに対して、発展途上国の貧しい人たちよりは恵まれているだろうと言う。でもそれじゃすり替えて納得させようとしてるだけで、全く進歩ないじゃないですか。未来のある若者に対して言うことなのかと、あきれます。

私は現在は正社員だが、他人事ではないと思います。もし職が無くなったらどうするか?貧困ビジネスなど、まだ知らなかったことがあり、知識を付けていかなければならないと思いました。

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