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「色の秘密」はジョジョを思い出した


なんか仕事とかいろいろとつらいので、昔からさまざまなリラックスグッズを試してはやめた私だが、最近カラーセラピーってどうよ?と思い立って本を探してみたが、ヤング女性向きすぎてどうかと思っていたので、普通に色彩学的な切り口の本から選んでみた。文庫だし安い。
カラーセラピーの本もそうだが、色関係の本を探すと同じ著者がいろんな本を出していることが多かった。
この本の著者は1927年生まれで、すでに亡くなられていた。書いた時期もだいぶおじいちゃんになってからのようだった。だから文体とか考え方がおじいちゃんなの。あまりに断定してるとほんとかよ?と思ってしまう。黒が好きな人はパートナーはいらないとか、明るい色を好まない人は精神がおかしいとかそんな調子。
しかし、最後のほうで科学的な方面から語っているところでは、かなり為になると思った。まあいわゆる脳科学的なモギケン風なあれっぽい。
色は光であるし、人が見て脳で感じ取ってるわけである。目だけでなく、それ以外の感覚でも色を感じているのだ。
光も音も、感じ取るあらゆるものは「振動」なのだ。その話を読んで、あー、波紋だ。「ジョジョ」だな、こういう類のことからヒントを得て設定が作られたのだなと思い出したのだった。40代以降にはスペクトルマンかもしれんが…
カラーセラピーになってないよ。