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「サラリーマン合気道」中学生時代を思い出してみよう


amazonで在庫がなかったので、気になっていたが買っていなかった。近所の本屋にあったので買ってきた。こないだ読んだ「クリエイティブ合気道」と違って、ハードカバーの文字だけの書籍で、読み応えがありました。
美大に3度落ちて、博報堂に就職しても仕事で賞が取れずに行き詰まって自爆してたという、7年ほどの会社員時代に見いだした方法論とか考え方が書かれています。
前に読んだ「ラクをしないと〜」の著者は50代で妻子がいる方だけど、箭内さんは40代で独身なので、かなり違った視点でした。私にはこっちのほうが腑に落ちるというか、前者のほうが賢いかもしれないけど、箭内さんのほうが好きで合ってるかな。
人は中学生までに体験したこと、好きになったことが全てで、それが一生付いていくというポリシーの話があって、私もその通りだなと思いました。さらに、中学生時代に感じたコンプレックスが克服できなくても、それは大人になって強さにもできるのだということ。中学生の頃に感じたことを忘れたり隠したりせず、思い出してより深く掘り下げて、今の自分は本当に何がやりたいのか、考えてみようと思いました。
それから印象に残ったのは、憧れる人や目指す人は近くではなく、全く違うジャンルのほうがいいという話。同じ業種の先輩とか、同じ業界だと妬んだり真似になりがちだからということです。
私は、みうらじゅんの生き方が好きで、女性だと清水ミチコさんみたいな、いいと思ったもの、好きなことを自分の仕事にしていくのに憧れてます。
クリエイティブ職でもないし無理かもだけど、今やってる仕事を無理に好きになろうとしたけどやっぱり全部は無理だった(笑)だけど私も合気道でえいやっとできたらなーと思って、あきらめずやってみよう。私はクリエイティブの人じゃないけど、今の仕事はこれでも何らかの形でクリエイティブ界と繋がっているから、だからやっていけたんだなと思う。