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大学病院で出産して助かった

最近ニュースや週刊誌などで話題になっている、産婦人科の問題ですが、自分の出産したことを思い出してみました。これ以上忘れないうちに。
私が出産したのは、日大板橋の産婦人科でした。もともと行ってた産婦人科で、5ヶ月目くらいで羊水が増え過ぎと言われて、大学病院に転院。
よほど健康で順調でないと、よく雑誌や本なんかで言われてる贅沢お産なんてできないのよ。アットホームな助産院で水中出産とかさ〜。ちょっと憧れたりもしたけれど。
最初に行ってた病院も人気できれいな個人産院で、アロマテラピーとかあったのに、できなくて残念だった。
大学病院で検査入院すると、切迫で管理入院している人がたくさんいました。双子とか、いろんな理由で普通に生活していると早産で危険なので、24時間点滴で安静にしてるのです。
私は幸いそこまでではなかったので、検査後に退院したけど仕事は無理で自宅安静。そして予定日1日すぎた日曜日、深夜1時過ぎに、陣痛が来たのだが…
それからが大変だった。本などで知っていたように陣痛の間隔が短くなり、最初は午前中には出産と言われていたのに、なのにー。耐えて耐えて、午後になっても進まない。子宮口は全開になったのに子の頭が下りてこない。吸い出すこともできない。担当ドクターが休みで、入れ替わり立ち替わり違うドクターが来て様子を見るのだが。そこで陣痛促進剤。グアァーーーですよw 脳内出血で死んじゃうんじゃないかと思った。終わりが見えない。子の頭と私の骨盤を見るためにレントゲン撮るんだが、車いすでレントゲン室。ギャーとさけびながら撮る。それでも問題がない。しかし頭が下りてこないんで、夜になり緊急帝王切開決定。ベットでレントゲン撮り、手術室へ担架で運ばれる。そのあいだギャー。麻酔打つのにじっとしてないといけないんだが、じっとできない。麻酔がきいてきて、やっと助かったと安堵した。無事生まれてきてくれた。
しかし、それもつかのま、子が何か細菌感染でNICUに移動になってしまう。話を聞いたときに真っ青になった。でも、翌日すぐに元気になった。
実際は、私も子供も生死をさまよう状態ではなかったと思うけど、私が感じたのはほんとに死ぬかと思ったw 病院は古くて設備もいまひとつ不便なところもあって、個室じゃなかったけど、助かって良かった。本とかに出るようないいお産が出来る人は限られてて、医療が必要な妊婦はたくさんいるのです。