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虎の門「しりとり竜王戦」第六回

いつのまに「段位」なんて付いてるー。サイトに詳細が載ってるとのことで見てみたら、出演した結果に応じてポイント制で決まるんだとか。これから本腰入れて取り組みそうな予感がする。今回参加メンバーに初登場の中から、楽しみにしてたのは矢作と西田だった。西田は予選の1ブロック目に出て有野と渡辺という強豪と対戦して、有野と同点の結果で、判定でおしくも進めなかった。どちらも続けて見たかったから残念だ。西田の表情が漫才とはぜんぜん違って見えたところも面白かった。よく見るとなごむね(笑)
矢作は3ブロック目で板尾と同じところだったが、対等に渡りあえるくらいに面白かった。せいこうさんに試合前インタビューされた時に自信なさげな事を言うのも矢作らしい。出すまでギリギリまで考えるタイプなのね。「金回りの良さそうな言葉」のテーマで、板尾の「オーストラリア2周」に続けて矢作が「イングランド・・全部」と、「金ぴか和尚」がイメージ強くて面白かった。準決勝で負けて、最後に「ゲボ吐きそうでした」と言ってたのがまた笑った。ケボって中学生みたいで。
テーマで好きなのは「矢沢栄吉の寝言」でみんな面白かった。板尾の「九九八十七」が最も破壊力あって笑ったなぁ。板尾にしか出せない味だと思う。今回も板尾強いかと思われたけど、渡辺が着実に毎回伸びてて、準決勝で板尾が負けてしまう。渡辺は最初からずっと好調でその勢いで優勝した。独特の長くてかっちりしたいい回しが好きだし、最後のコメントが「今日、家で嫁に叱られたダメ人間なのに、優勝できました」といった事を言ってたところが、控えめで素敵だ(笑)面白いこと言えるから芸人なのに。千原Jrも前回は準決勝で勢いあまって自滅してたのが記憶に新しいが(笑)回りからがっかりしたとボロクソに言われたらしい。今回は失敗もなく不安げなところも感じられなくて面白かった。決勝はいい戦いで、もう1テーマ見たかったくらい。これから4強の時代到来といったところか。また、せいこうさんの鋭いツッコミとテンポのよい進行だからこそ、楽しいのだと思う。