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感想で好きな思いを伝えることについて

コラムサイト「テレビの土踏まず」さん(http://www005.upp.so-net.ne.jp/knp/)の、7/10の文章をとても興味深く読みました。清水ミッチャンのライブを見た感想とともに、テレビや芸能人について文章を書くことについて考察されていました。書きはじめに、感想を書くのに、ただ笑えるとか可愛いとか好きだとかいう、思慮の浅い文は書かないようにしているとあって、それは私の感想がそうだなぁとしょんぼりしてしまったのだけど、それはまた私の浅い考えだったことに後半を読んで気がつくのですが。清水ミッチャンのモノマネ芸を見て、モノマネする人への愛情があって、その人が好きなことを伝えたいのだろうと思い、それを感想を書くことに置き換えて、ただ好きな事を伝えるだけでも、芸に昇華させれば価値が生まれるだろうと結ばれていました。
自分が感想を書いてることを振り返ると、やはり文章もちっとも上手くないので、思慮が浅い駄文な事には違いないし、価値はあまりないと思うのだけど、それでいいと思っています。故ナンシー関氏のように愛情のあるツッコミやおかしい所に鋭い指摘をする文章は憧れですが、それを目指していたら私は到底続けられません。友達とのおしゃべりのように楽しかった事を書いて、面白そうな番組やライブを逃さないようにメモを取って、なおかつそれを続けて行くのが目的でやっています。
清水ミッチャンのライブは行きたかったのですが、会場が家から遠く都合が付かなかったので諦めてました。レポートを読んだらぜひ次回は行きたいと思いました。「夢遭え」の時から清水ミッチャンが好きで、女性としても生き方が私の憧れの人です。それから、先日の「みなおか」の「細かすぎて伝わらないモノマネ選手権」も、元をよく知らないのに面白いのは、やっている芸人がモノマネする人への愛情が深いからというのもあるだろうと思います。
ところで、sahyaさんの7/11の日記(http://d.hatena.ne.jp/sahya/20040711#p3)でも感想を書くことについての考察をされていて、頷いてしまいました。感想で好きな事を書くことによって、読んだ方の興味が広がって、それが伝わったことが分かると嬉しいです。
そこで、私もラーメンズについてちょっと触れると、私が今こうして若手お笑いに行くようになったきっかけは、はてなで日記を始める前に知り合った友達がラーメンズファンで、私がお笑い好きということで、勧めてくれてライブに連れて行かれたことが発端となってます。それまでゴールデンのお笑い番組しか目に入っていなかったので、そこに当たらないお笑いの濃い所を見て、ずるずるとはまっていきました。私が学生時代に見ていた深夜番組を思い出させる面白さがここにあったんだなと思いました。そこから現在までの空白を、たどるように埋めてるのかもしれません。現在テレビでも活躍しているおぎやはぎ、バナナマンもラーメンズと深い関わりがあって、そこから知りました。ラーメンズは舞台をメインに活動するようになったようなので、本公演は毎回必ず行きたいと思っています。