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本をつまみ読み

  • 「銭金」の本

番組紹介と「東京一週間」みたいな感じのビンボーさん紹介と地域別住宅事情ガイドが2色刷りでポップに編集されてる。それに4、5ページぐらいで上田、有田、土田、東の対談があって、これがなかなかじーんとさせるのよ。写真も4人が親しそうに話してる感じで。企画がいい所ついてるなぁ。有田がビンボーさんをちゃんとサポートせずに迷惑かけるのも、上田はサポートする力があるけど僕にはないから、迷惑かけて同情をかうと票が入りやすいんだと話すところとか(笑)サポーターを指名制にするとかサポーターにもお金が入るようにすれば?という意見には、それだと面白くなくなってしまうから止めた方がいいと言うところは、なんか嬉しかった。この番組ってバランスが難しくて大事だと思うのね、どこかで行き過ぎちゃうとバランス崩してつまらなくなると思うから。みんなビンボーさんを暖かく見守ってるのが良いと思う。

  • 「ぴあ」年末年始映画特集の本

アイデン&ティティ」を高田文夫氏が推薦していた。2ページに渡って紹介文があって、映画で描かれているバンドブームと、お笑いブームのことを重ね合わせて話していた。ブームは盛り上がってすぐ引いて行くけど、やはり本当に好きな人はブームには流されないでずっと残って、一番強いよねという。ロックの魂もお笑いの心も通じるものがあるよねということ。
お笑いが一番すごかったのはやっぱり「THE MANZAI」の頃だな。ボキャ天もあったけど。あれもバンドブームも、中心にはテレビの存在があった。私はマイブームは好きだけど、本当のブームはあまり好きじゃない。いつかちゃんと書きたいとは思ってるのだけど、ブームは宣伝とモテモテで出来てるだと考えてるのね。そういう欲に引っ張られるか、本当に好きなものを大事にしてる人かで分かれるのじゃないかな。
ちなみに、次にしりあがり寿氏が「1980」を推薦してた(笑)

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今出てる号に橘高さんのインタビューと機材紹介が載っているので読んだ。インタビューはけっこう長いけど、大半は10代の頃の話だった。橘高さんは真面目で賢い人でそれはずっと変わらない。筋少時代のことについてはちょっとだけど、今やってるXYZ→Aと違って音楽性は最初からバラバラだったけど、同年代でブルースリーとかキッスなどの体験してきたことは共通した話題になって結びついて、曲を作る時には、それぞれメンバーが自分の持っている音楽の好みに置き換えて通訳しながら話していたということ。インタビュアーの方が、コンテストに出た精鋭が集まった感じだよねと言っていて、私もそう思うんだけども少年漫画みたいに全国のチャンピオンが集まってチーム結成したみたいなバンド、それが筋少だったなと。今年はもう行けないけど、来年はXYZ→Aのライブにも行きたい。しかし、昔は歳取ったらハゲるとかデブになるとか言われてたのに、今でもその麗しさを保ってるんだよね。あ、もうすぐ誕生日じゃないか。今度38歳かな。